読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円:ドル強気を維持。126.60超えで終えれば一段の上昇へ。124.50割れで“ニュートラル”に変化、124円割れで終えれば“弱気”に変化。

f:id:okinawa-support:20190819103105p:plain

 

ドル/円:ドル強気を維持。126.60超えで終えれば一段の上昇へ。124.50割れで“ニュートラル”に変化、124円割れで終えれば“弱気”に変化。

直近の日足は前日足から上寄りした位置に小陽線が出て続伸している。下値を急角度で切り上げる流れを維持しているが、126.50-60の日足の上値抵抗を上抜けきれずに終えており、週初の上値トライに失敗する可能性に注意が必要だ。但し、126.50-60の抵抗を実体ベースで上抜けて終えれば一段のドル上昇に繋がり易くなる。逆に、日足の下値抵抗が125.40-50にあるが、これを割り込んで終えた場合は3/31に付けた121.28を基点とする短期的なサポートラインから外れて上昇一服となる。さらに124.50割れを見た場合は、短期トレドが“ニュートラル”に変化、124円割れで終えた場合は“弱気”に変化して下値余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも中期トレンドがまだ強く、121円割れで終えない限り、調整下げの範囲内となる。逆に126.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合は127~128円台までさらに上値余地が拡がり易くなる。 このトレンドは3/11の陽線が116円超えで終えたところから始まっている。このトレンドの基点となるのが3/4に付けた安値114.65で、ここからの一相場を計って見たい。ドル/円の一相場の傾向は小さいもので5~7円、大相場の場合は11~14円の傾向が強いが、今回のトレンドは非常に強いものであることから、最大で14円を見ておく必要がある。114.65から11円であれば125.65となり既にターゲット圏内に入っていることになるが、最大で14円であれば128.65まで見ておく必要がある。トレンドが非常に強い状態を保っているので値ごろ感からの売りは控える必要があるが、ターゲット圏内に入っている可能性もあり、126円超えからの買いも利食いを小まめに入れる方針で。日足の上値抵抗は126.50-60,127.10-20,127.70-80,128.50-60に、下値抵抗は125.80-90,125.40-50,124.60-70にある。21日、120日、200日移動平均線は123.09,116.21,114.06に位置しており、短期トレンドは“ドル強気”の流れにある。 一方週足を見ると、6週連続陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げる流れに変化が認められない。スピードが速すぎる感があるが、トレンドが全く崩れておらず、今週も上値トライの動きが強まる可能性が高い。一相場は7-8週間の傾向にあるが、今週は7週目に突入することからそろそろ上下に振れる展開となることが予想され、飛びつき買い、突っ込み売りにも注意する必要がありそうだ。今週の週足ベースで見た上値抵抗は127.10-20,128.50-60に、下値抵抗は125.10-20、124.50-60,122.10-20にある。31週、62週移動平均線は115.36と112.30にあり、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ドル買いは125.90-00の押し目を軽く買って125.70で浅めに撤退するか、125.40-50の押し目待ち。この場合の損切りは浅い場合で124.90,深い場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す124.40に置く必要がある。ドル売りは今週いっぱい様子見か127.00に損切りを置くなら126.50-60で軽く売り向かい。損切りが付かない場合でも126.60超えで終えた場合は、売りは撤退して様子を見た方が良さそうだ。 上値は、126.50-60,126.80-90,127.10-20,127.40-50,127.70-80,128.10-20に強い抵抗があるがどこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。下値は、125.90-00まで特に強い抵抗はない。この下の125.40~125.60にやや強い抵抗が出来ているが、割り込んで終えた場合は日足の形状が悪化して下値余地が若干拡がり易くなる。さらに125.00-10,124.50-60の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、短期トレンドが“ニュートラル”な状態に変化して調整局面入りとなる。この場合でも中期トレンドが強い状態にあるので、121円割れで終えない限り深い押しにも繋がり難い。

ドル/円【日足】期間:2021/08/12~2022/04/15(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

f:id:okinawa-support:20220418081422p:plain


ドル/円【週足】期間:2019/03/01~2022/04/15(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

f:id:okinawa-support:20220418081437p:plain

ユーロ/円:短期トレンドは強気を維持。一方向へ抜け出す可能性に注意。137円台で終えれば一段の上昇の可能性が点灯。135.00割れを見た場合は“ニュートラル”に変化。134.00割れで終えた場合は“弱気”に変化。

直近の日足は小陽線で続落を食い止めている。上昇エネルギーの強いものではなく、136.90-00の上値抵抗にもぶつかっているが、下値も、前日のタクリ足の陰線が下値トライに失敗しており、この陰線の値幅(安値135.52)を下抜け、さらに135.00を割り込んで終えるまでは下値余地も拡がり難い。一方上値は、3/28に付けた137.53を直近高値として上値を切り下げて来た短期的なレジスタンスラインの上値抵抗が136.90-00にあり、上値を抑え込んでいるが、137.00超えで終えた場合は、強い抵抗を上抜けた反動で上値余地が拡がり易くなる。さらに、137.50-60にある横レジスタンスを上抜けて終えれば一段の上昇へ。短期トレンドは135.00割れで終えれば “ニュートラル”な状態に変化して調整局面入りとなる。さらに134.00割れで終えた場合は“弱気”に変化して下値余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも、中期トレンドが強い状態を保っており、132.40以下で越週しない限り下値余地も拡がり難い。日足の上値抵抗は136.90-00,137.50-60,139.00-10,140.40-50に、下値抵抗は135.60-70,135.00-10,134.10-20にある。21日、120日、200日移動平均線は、134.90,130.57,130.35に位置しており、短期トレンドは“ユーロ強気”の流れに変わりない。 一方直近の週足を見ると、前週の陰線を切り返して陽線引けとなり、下値を急角度で切り上げる流れを変えていない。137.50-60に週足ベースで見た上値抵抗が控えているが、これを上抜けて越週した場合は、新たな上昇トレンド形成の動きとなり140円超えトライの流れに乗せる可能性が高くなる。逆に、134.10-20に週足の下値抵抗があるが、これを割り込んで越週した場合は、短期トレンドが変化してユーロの下落余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも中期的な下値抵抗が132.40-50,130.00-10にあり、全て割り込んで越週しない限り、下値余地も拡がり難い。今週の週足ベースで見た上値抵抗は137.50-60,139.00-10,141.00-10に、下値抵抗は135.40-50,135.00-10,134.10-20にある。31週、62週移動平均線は両者ともに130.50に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ユーロ買いは135.90-00で押し目買い。下値余地を135.60-70まで見ておく必要がある。損切りは短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す、134.90に置く必要がある。売りは短期トレンドの変化を確認するまで様子見か、136.90-00で軽く試し売り程度に。損切りは浅い場合で137.20,深い場合は137.60で撤退としたい。 上値は136.90-00,137.50-60に強い抵抗があるが、137.60超えで終えた場合は新たな上昇トレンド入りの可能性が高くなり、一段のユーロ上昇へ。上値抵抗は138.10-20,138.80-90,139.00-10,140.40-50,141.00-10。下値は、136.30-40,135.90-00,135.60-70にやや強い抵抗があるが、全て下抜けて終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。135.00割れで終えた場合は短期トレンドが“ニュートラル”な状態に変化、134.50-60,134.00-10の抵抗を全て下抜けて終えた場合は短期トレンドが“ユーロ弱気”に変化して下値余地がさらに拡がり易くなる。この場合でも前述の通り、132.40-50、130.00-10に週足ベースで見た中期的な下値抵抗が控えており、130円割れで越週しない限り、下値余地も限られたものとなり易い。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/09/28~2022/04/15(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

f:id:okinawa-support:20220418081515p:plain

© 2022FXA
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。