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FX「需給改善とタカ派的金融政策で最強通貨維持。懸念はあるか」南アランド見通し

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総括

FX「需給改善とタカ派的金融政策で最強通貨維持。懸念はあるか」南アランド見通し

通貨首位、株価5位
予想レンジ 南アランド円 8.4-8.9

(ポイント)
*最強通貨維持、年初来高値更新
*今週はCPI発表、中銀はタカ派的姿勢
*次回金融政策決定会合は5月19日
*ラマポーザ大統領が「国家的災害事態」宣言の終了を発表
*好材料続く(格付け見通し引き上げ、貿易黒字継続、アブサ製造業PMI改善に続き、先週のS&Pの3月PMIや2月企業信頼感指数も改善)
*2月小売売上や鉱工業生産は悪化
*KZN州で大洪水
*南ア産出の石炭価格が4倍に上昇
*日本のいすゞが南ア投資拡大
*失業率は35%と高い

(最強通貨維持の中期的要因)
3月ほどの上昇速度はないが4月も底堅い。ただ通貨の年初来最強を嫌ってか、株価は僅かだが年初来マイナス圏(-0.44%)となった。ランドは対円で年初来19.53%高、対ドルでも8.16%と強い。貿易・経常黒字が継続していることと、中銀の引き締め気味の政策が続いているからだ。

(今週はCPI、中銀はタカ派)
今週は3月消費者物価の発表がある。予想は前年比6.0%で、インフレ目標の3-6%の上限となる。4月は金融政策決定会合はないが、次回5月19日の会合では早くも政策金利を0.25%引き上げる予想が出ている。新興国としてはインフレが低いのはやはり「持てる国」だからだろう。元々中国との貿易拡大でランドが安定してきたが、ウクライナ紛争をきっかけにさらに上昇することとなった。コロナ感染による非常事態宣言は解除され経済も正常化へ向かう。格付け見通し引き上げ、貿易黒字継続、製造業PMI、企業信頼感指数も改善と好材料が続いた。

(弱点は)
先週の小売売上や鉱工業生産は悪化した。また東部クワズールー・ナタール州で、大規模な洪水が発生し、400人が死亡、少なくとも4万人が被災していて、停電や断水の影響を受けているほか、多くの住宅が流され少なくとも1万3600人が家を失ったことで、ラマポーザ大統領のサウジアラビア訪問は延期となった。クワズールー・ナタール州は昨年のズマ前大統領逮捕をきっかけとして暴動が起こり経済を停滞させた地域だ。35%の失業率もあり懸念材料はある。

(石炭価格が4倍に上昇)
ウクライナ紛争後、世界的な石炭供給の逼迫が始まった。近年、化石燃料をグリーンエネルギー転換して、昨年は1トンあたり100ドルまで下落していたがウクライナ紛争で
1トンあたり400ドルを超える記録的な高値に達した。現在は314ドル。南アの石炭産出量は世界で12位である。

(いすゞが南ア投資拡大)
前回、大統領が投資会議を開催し海外からの投資を呼び込んでいるとしたが日本のいすゞも参入している。
いすゞは、南アのカベハ市のネルソンマンデラベイスタジアムにおいて、ピックアップトラック「Dマックス」を発表した。南アで生産しサブサハラ地域34か国に輸出する。いすゞは中期経営計画に基づき、タイ/南アフリカ/インドの3つのLCV生産拠点から、世界約100か国以上に輸出しており、今後もさらなるグローバル展開を進めるという。

テクニカル分析(ランド/円)

年初来高値更新、最強通貨維持

日足、4月13日に8.728をつけ年初来高値を更新。反落も4月13日-14日の下降ラインを上抜く。4月14日-15日の上昇ラインがサポート。4月13日-15日の下降ラインが上値抵抗。5日線、20日線上向き。
週足、ボリバン2σ上限に沿って上昇。4月4日週-4月11日週の上昇ラインがサポート。
月足、雲の上に上昇、ボリバン2σ上限越える。21年10月-22年2月の下降ラインを上抜く。1月-3月の上昇ラインがサポート。
年足、21年はかろうじて陽線。22年も陽線スタート。18年-21年の下降ラインを上抜く。20年-21年の上昇ラインがサポート。

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喜望峰

クワズールー・ナタール州で大洪水、大統領のサウジアラビア訪問は延期

南ア東部クワズールー・ナタール州の中心都市ダーバンと周辺で発生した豪雨と洪水で、地元当局は、死者が少なくとも306人に達したと発表した。救助活動は続いており、犠牲者が増える可能性がある。
被災地を視察したラマポーザ大統領は、「この災害は気候変動の深刻さを伝えている」と指摘、地球規模での早急な対策を訴えた。一方、被害拡大の原因は異常気象ではなく劣悪なインフラにあるとの見方もある。
尚、ラマポーザ大統領は洪水への対策のため予定されていたサウジアラビア訪問を延期した。

情報提供元:FX湘南投資グループ
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