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FX/為替予想「豪ドル/円、円安圧力強く約4年半ぶりの90円乗せ!次の目安は?」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/3/23

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka

目次 

▼今日の豪ドル トレードシナリオ

▼「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・豪2021年第4四半期 消費者物価指数(CPI)は前年比+2.6%(トリム平均)と豪中銀(RBA)の目標レンジ(2~3%)の中央値を突破。

・RBAがCPIのほかに注視するのが賃金指数。この賃金の伸びが前年比3%を超えるのをRBAは目安にしている。2021年第4四半期前年比+2.3%(最新)。

・3月1日のRBA理事会、政策金利は0.10%で据え置き。近い将来の利上げは示唆せず。

・「あと2回四半期CPIを見てインフレ高進の持続を確認したい」(ロウRBA総裁 2月11日の議会経済委員会での発言)。

・ウクライナ情勢への侵攻を受けて、ロシアはSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除される。西側諸国は次々と金融制裁を実施し、ロシアはデフォルト懸念台頭。

・「キャッシュレートの年内引き上げは理にかなうと思う」(ロウRBA総裁 3月9日発言)。

・中国、オリパラ終わり新型コロナ感染者数急増。一部都市ロックダウンにより景気回復に遅れの可能性浮上。

・中国は景気浮揚策を打ち出す方針。

・2月分の豪雇用者数は7.74万人増と大幅増。失業率は4.0%と2008年2月、同年8月に並ぶ13年ぶりの低水準(統計開始史上最低)。

・WTI原油価格はアジア時間に一時1バレル=115ドル台まで上昇(3月22日)。

今日のメインシナリオ

豪ドル/円、円安圧力強く約4年半ぶりの90円乗せ!次の目安は?

①17日(木)の豪雇用統計は予想を遥かに上回る好結果
②18日(金)の黒田日銀総裁の円安容認発言による円売り
ウクライナ情勢の長期化懸念から底堅いコモディティ価格
中国の国内経済減速対策で中国景気が浮揚することへの期待
と豪ドルを支える材料が数多く、豪ドル/円は2017年9月21日以来約4年半ぶりの90円台に乗せている。①の結果や③の影響によるインフレ加速懸念により、市場ではRBAの利上げ開始時期が7月から6月へと前倒しとなっており、豪金利先高観も豪ドルを支える一因となっている。基本的なスタンスとして豪ドル買いは変わらない。ただ、ここまで急ピッチで円が売られきたため、要人発言等をきっかけに調整が入る可能性はあるので警戒しておきたい。

個別の想定シナリオ

■金融当局者による円安への懸念発言
⇒急ピッチで売られてきた日本円の調整買い戻し
⇒豪ドル/円も一旦調整(売り)

■好調な豪経済
⇒RBAの利上げ開始時期前倒し観測
⇒豪金利先高観
⇒豪ドルは買われやすい

チャート分析

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注目材料

ウクライナ情勢
コモディティ価格動向
急ピッチで進む円安への当局者の反応

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り、豪ドル/米ドルは晴れ。昨晩19時に豪ドル/米ドルの移動平均で買いシグナルが点灯。

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【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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