FX/為替予想「日銀指値オペとウクライナ情勢。豪ドルはどっちに連れる？」短期トレード即効チャージ！豪ドル　2022/2/14

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

今日の豪ドルトレードシナリオ

ここまでの相場

・豪2021年第4四半期消費者物価指数（CPI）は前年比+2.6%（トリム平均）と豪中銀（RBA）の目標レンジ（2～3%）の中央値を突破。

・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている（現状2.2%）。次回発表は2月23日。

・2月13日の豪州での新型コロナ新規感染者数は約24,040人。

・12月分の豪雇用者数は6.48万人増と歴史的な増加を見せた11月分からは減少したものの、堅調な結果。失業率は4.2%と2008年8月以来13年ぶりの低水準。

・ウクライナ情勢は「いつロシアの攻撃が始まってもおかしくない状況」。欧米中心に警戒感が強まっている。

・2月1日のRBA理事会で量的緩和を2月10日を最後に終了、近い将来の利上げは示唆せず。

・WTI原油価格はイランの市場復帰への期待もあり、上値が抑えられる。

・あと２回四半期CPIを見てインフレ高進の持続を確認したい（ロウRBA総裁 2月11日の議会経済委員会での発言）。

今日のメインシナリオ

日銀指値オペとウクライナ情勢。豪ドルはどっちに連れる？

先週10日に日銀は本日（14日）に10年債を0.25%で無制限に購入する指値オペを実施すると公表。日銀の金融正常化期待をけん制する形となり当面は円が売られやすい状況となる。ただ、ウクライナ情勢の緊張が高まっており、短期的にはリスク回避の円買い、ドル買いが強まりやすい。11日の豪議会経済委員会にてロウRBA総裁は「あと2回は四半期CPIを見てインフレ高進が継続しているか確認したい」との旨の発言をしている。RBAの喫緊の利上げ期待も薄いため、短期的には豪ドルは売り、中長期で見れば押し目買いとなりそうだ。

個別の想定シナリオ

■日銀の指値オペ
⇒市場の金融正常化期待をけん制
⇒当面は円安圧力がかかりやすい
⇒中長期的には買い場探し

■ウクライナ情勢への警戒感の高まり
⇒リスク回避に振れやすい
⇒リスク回避の米ドル買い、日本円買い
⇒リスク警戒感に敏感な豪ドルは売られやすい
⇒豪ドル/円の上値は重い

チャート分析

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注目材料

ウクライナ情勢
米株価動向
原油価格動向
日銀の指値オペ

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は晴れ間が覗き、豪ドル/米ドル雨。豪ドル/円のボリンジャーバンドとRSIは8時に買いシグナル点灯。

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【情報提供：外為どっとコム】

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※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
※また、高機能チャート（パソコン版）/（スマホ版）では「取引分析」を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です（「外為注文情報」）。
※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

豪ドルちょい足し情報

オーストラリアの固有種として東部の州などに生息するコアラですが、気候変動による干ばつや2019年8月頃から2020年3月まで続いた大規模な森林火災などの影響で生体数が減少しており、オーストラリア政府により絶滅危惧種に指定されました。幻の動物とならないことを祈ります。

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目次

今日の豪ドル トレードシナリオ