読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

FX/為替予想「市場は利上げ予想!焦点は今後の連続利上げ?」いまが買いどき? FXつみたて通信 メキシコペソ/円編 2022年2月10日

f:id:gaitamesk:20211230105742j:plain

買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。

高金利通貨であるメキシコペソについて、中長期にわたり買いポジションを保有する視点で、現在を分析します。

メキシコペソ/円 上昇・下落のパワーバランス

メキシコペソ/円をトレードするうえで重要となる経済指標やイベントを個別に点検します。

メキシコの失業率は5ヶ月連続で低下中

2021年7月以降5カ月連続で低下中。同年12月分(最新)は3.51%とコロナショック前の2020年3月以来の低水準に。次回発表は2月28日。

メキシコ中銀は本日利上げ予想

2021年6月以降5会合連続で合計1.50%の利上げを実施もインフレ率は高止まり。メキシコ中銀は高インフレ率抑制のために、更なる金融引き締めを示唆。本日の会合でも追加利上げが予想されているが、市場の注目はその先。更なる利上げを示唆するかどうか。今回号から新総裁がメキシコ中銀の指揮を執るので金融政策のスタンスの変化も要確認事項。

メキシコの消費者物価指数は依然として高水準
昨日(2022年2月9日)発表されたメキシコの1月消費者物価指数(前年比)が+7.07%と前月(+7.36%)よりも低下。しかし依然としてメキシコ中銀の目標値(3%±1%)を大幅に上回っている。また、コアインフレが前月よりも大きく伸びている(0.62%)のは懸念材料。

米金融政策の正常化加速はメキシコペソには…
米国の利上げや量的引き締め(QT)が予想よりも早まるとの見方が強まっている。株式市場や新興国通貨から資金が流出する可能性もある。世界的なインフレ加速やエネルギー価格の上昇による商品価格の上昇がメキシコペソを支える要因となる。

メキシコペソの懸念すべき点は電力問題と新総裁

大統領が2021年10月1日に電力再国有化に向けた憲法改正案について、下院で公聴会は続いており(2月15日まで)、引き続け警戒すべき点。また、今会合からロドリゲス新総裁がメキシコ中銀の指揮を執る。大統領との繋がりから中銀の独立性に懸念が生じているが、新総裁はこれを払しょくできるか?

パワーバランス まとめ

インフレ率はメキシコ中銀目標の遥か上。9日に発表された消費者物価指数は前年比、前月比ともに前回(1月7日発表)を下回るも依然として高水準。失業率もコロナショック以来の水準まで低下してきている。米国の金融政策正常化(利上げ、QT)開始時期の前倒し観測が、新興国通貨にとっては懸念材料となるが、メキシコ中銀はより引き締め的な金融政策スタンスを取ることを示唆しているが、今会合からロドリゲス新総裁が指揮を執ることで金融政策に変化がみられる可能性も。これまでの金融政策を踏襲する姿勢を示せば利上げサイクル継続でメキシコペソは買いとなる。

メキシコペソ/円、いまが買いどき?

メキシコペソは買いどき?

メキシコ中銀は本日利上げを行う予想となっている。それでも、高インフレ率から追加利上げも期待出来る。新総裁の方向性が気になるが、政策金利をインフレ率が上回っている現状では普通の国なら利上げサイクル継続となる。

買いどき?指数はメキシコペソの上昇・下落のパワーを視覚化したものです。ミニマム(MIN)はポジション保有は慎重に、マックス(MAX)はポジション保有の好機、を表しています。現況のマーケットを俯瞰しての分析であり、投資の判断はご自身でおこなっていただけます様、お願いいたします。

 

経済指標予定

メキシコの経済指標予定

関連レポート

www.gaitame.com

www.gaitame.com

www.gaitame.com

関連リンク

メキシコペソ/円 為替チャート・FXチャート 

FX積立│初心者にもわかるFX積立(外貨積立)投資 | 外為どっとコムのFX積立

『らくらくFX積立』業界最高水準スワップポイントキャンペーン | 外為どっとコムのFX

 

店頭FX(外国為替保証金取引)における新興国通貨取引のリスクについて
当社取扱通貨のうち、いわゆる新興国通貨に分類されるトルコリラ・南アフリカランドおよびメキシコペソ(MXN)はインターバンク(銀行間為替市場)における流動性が主要国通貨に比べ相対的に低く、経済指標発表のみならず金融政策変更やその他政治的要因、さらには地政学的リスク等の要因による突発的な相場急変動が起こりやすい環境下にございます。また、こうした急変動時には実勢インターバンクレートのスプレッド(BidとAskの差)も平常時に比べ大幅に拡大する傾向にあり、その場合には当社でもやむなく提示スプレッドを一時的に拡大することがございます。あわせて、相場状況により「ダイレクトカバーの対象となる注文」の基準Lot数(最低数量)を一時的に変更する場合がございますので、あらかじめご承知おきくださいますようお願いいたします。これら新興国通貨のお取引、およびこれらを対象とするキャンペーンへのご参加に際しては、以上につきあらかじめご留意のうえ、ポジション保有時、特に法人会員様の高レバレッジ取引における口座管理には十分ご注意くださいますようお願い申し上げます。以上の新興国通貨それぞれのリスク、および直近時点でのリスクレポートにつきましては、こちらのページをご参照願います。
新興国通貨が高金利である理由について
新興国に分類される国々は概して政治リスクや財政リスクが先進国よりも高く、したがってその経済的信用度は相対的に低い水準にあります。こうした条件下では海外投資家の資金を呼び寄せられず、経済発展の支障となるため、金利を上げたり税金を安くしたりすることで、信用度の低さを補いうる投資環境を構築しようとします。そのため新興国通貨は一般に先進国通貨よりも高金利となる傾向にありますが、前述したように各種リスクが高い水準にあることから、長期的には先進国通貨に比べて価値が下がる(=通貨が下落する)条件を備えているともいえます。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。