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【ダイジェスト】FXセミナー「円安加速の危険アリ!?本音はドル/円150円」志摩力男氏 2022/1/5

動画配信期間:2022/1/5~
国際的な大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任し、ファンドマネジャーとしても活躍された志摩力男氏による為替相場の解説セミナーです。 世界中のヘッジファンドや有力トレーダーとの交流の中で見えた、最もホットな通貨ペアの相場見通しやマーケット展望を、志摩氏独自の切り口で明快に解説します。

(0:43頃から)
ドル/円は2つの適正水準があり、一つは金融政策の方向の違いからくるドル高円高の見方と、日銀実質実効為替レートから導かれる購買力平価の見方があります。前者をとるのならば2022年の上値目処は120円声が予想される反面、後者の場合は85円前後が適正とみることもできます。

(7:27頃から)
本邦の2010年くらいから貿易収支が赤字になり、今日ではなかなか黒字に戻らなくなっています。また、経常収支は依然として黒字ですが、海外に出て行ったお金が国内に戻ってこないため、円高圧力が低下しています。

(18:13頃から)
なぜアメリカに資本が集まるかは、「GAFA」に代表される大手テック企業の競争力があまりにも強いためです。研究開発費は巨大であり、いずれの企業も軽く見積もっても1-2兆は投じています。また、アップルは自社株買いを行っていることも株高を誘発する要因となります。

(22:30頃から)
円高になるには? つまり日本人が海外に持つ資産を円に換えれば円高要因ではありますが、「米国株の本格的な下落」や「大規模災害」くらいしか思いつかないのが現状です。

(28:47頃から)
今後のドル/円の推移を見るうえで、相関性の高い米5年債利回りを見ることは有用です。目先は米長期金利の上昇に沿ったドル高を予想しますが、米国株が下げやすい2・5・8-9月には注意が必要です。

(38:12頃から)
ドル/円の月足を見ますと、トップでは8年前後で天井を付ける傾向があり、直近のトップの8年後にあたる2023年に向けて上値を伸ばす余地がありそうです。反対にボトムは16.5年前後でありますので、同じく直近のボトムから計算すると2028年に向けて下押すことも考えられます。

(40:33頃から)
円安加速の可能性について、日米金利差の拡大に着目したファンド勢が攻めてくるケースが考えられます。最近のファンド勢は株式や新興企業、不動産の投資がメインのようなので為替に本腰を入れていない様子ですが、いったん本気になった場合は注意が必要です。

(1:01:40頃から)
最後に、今年は「円」の年になると見ています。米国が本格的な利上下に入る中、金融引き締めをできない円は狙われやすいと見ます。ただ、本邦参院選を前に政府が円安けん制発言が出てくる場合は注意が必要です。

志摩力男氏96_130.jpg 志摩力男 氏
慶應義塾経済学部卒。1988年ー1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地の有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍。
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