豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日の豪ドル トレードシナリオ
ここまでの相場
・消費者物価指数は前年比+2.1%と約6年ぶりにRBAの目標レンジ内に。
・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている。(現状2.2%)
・新型コロナ「オミクロン株」出現で、世界的な経済停滞懸念。
・中国人民銀行による預金準備率(RRR)0.50%引き下げ。※ちょい足し情報参照
・米国が北京オリンピックの外交的ボイコットを決定。
今日のメインシナリオ
本日はRBA理事会(12:30)が予定されているが、「オミクロン株」の不透明感が残る中、政策金利は据え置き予想。一部では「少なくとも来年2月まで週40億豪ドルの国債買い入れ額」を「2月以降に週20億豪ドル」に縮小するのでは?との声も聞かれるが…次回のRBA理事会は2月1日。
個別の想定シナリオ
■「オミクロン株」への過度の警戒感は徐々に薄れ始めている
⇒株価の反発
⇒リスク志向に豪ドルは影響されやすい
(ただし、不透明感が完全に払拭されたわけではない)
⇒豪ドル円はジリ高
■中国人民銀行の預金準備率引き下げた
⇒中国の景気失速懸念を軽減させる
⇒豪は中国と交易関係が強い
⇒中国が持ち直すと豪にも利益
⇒豪ドルの下値は支えられる
【懸念】
■米国の北京オリンピックの外交的ボイコット
⇒豪も外交的ボイコットを検討中
(外交的ボイコットを決定した場合)
⇒中国との関係悪化
⇒豪ドルにとって売り材料
チャート分析
注目材料
RBA理事会
新型コロナ「オミクロン株」の続報
米国の北京オリンピックの外交的ボイコットに追随するか?
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではどっちつかず。トレンド系は上昇示唆が、オシレーター系は下落示唆が多い。
【情報提供:外為どっとコム】
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- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
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- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
豪ドル ちょい足し情報
預金準備率とは市中銀行の預金残高のうち中央銀行に預け入れが義務付けられている比率。これを引き下げることで、市中銀行は手元資金に余裕ができ、貸し出しなどに資金を回せるため、金融緩和と似た効果を得ることが出来る。
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