2021年11月15日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ドル/円は直近の日足が小陰線で終えています。下げエネルギーの強いものではなく、トレンドも強い状態を維持していますが、上値抵抗ポイントを上抜けきれておらず、114.20-30の日足の抵抗をしっかり上抜けて終えるまでは買いも慎重に。一方下値も、先週の下値トライの動きの中で、113.00近辺に強い下値抵抗が出来ており、これを割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。 114.30超えで終えれば強気の流れに戻して114.60-70トライへ。114.70超えで終えれば新たな上昇エネルギーを得て一段の上昇へ。逆に113円割れで終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れを見た場合は調整局面入りとなり、112.00以下の足元を固め直す動きが強まり易くなります。 ドル買いは1日様子見か113.50-60で押し目買い。損切りは112.80に置く必要があります。ドル売りは114.20-30で戻り売り。損切りは浅い場合で114.50，深い場合は114.70で撤退です。 日足の上値抵抗は114.20-30，114.60-70，115.00-10に、下値抵抗は113.70-80，113.40-50，113.00±10銭にあります。
【ユーロ/円】：下げ渋り。戻り売り方針変わらず。
ユーロ/円は小幅続落となりました。個々の足の下げエネルギーが強いものではなく、また130.00近辺に強い下値抵抗が控えており、突っ込み売りにも注意が必要です。一方で短期トレンドが弱く、132.50超えで終えない限り、下値リスクは軽減されません。買いは様子見か130.10-20で軽く試し買い程度に。損切りは129.70で浅めに撤退です。売りは130.60-70の戻りを軽く売って130.90で浅めに一旦撤退するか、131.10-20の戻り待ちとします。この場合の損切りは131.60で撤退です。上値抵抗は130.60-70，131.10-20に、下値抵抗は130.10-20，129.80-90，129.40-50にあります。128円台を割り込んで終えた場合は新たな下落リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】：上値の重い展開続く。
ユーロ/ドルは値幅の小さい陰線で終えています。下げ渋りの形となりましたが、トレンドが弱いので買いは様子見です。売りは1.1460-70での戻りを軽く売って1.1490で浅めに撤退するか、1.1510-20の戻り待ちとします。この場合の損切りは1.1570で撤退です。上値抵抗は1.1460-70，1.1510-20，1.1560-70に、下値抵抗は1.1400±10ポイントにあります。短期トレンドは1.1650超えに実体を戻さない限り変化しません。
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