2021年11月11日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。上値抵抗を抜けきれない可能性。
ドル/円は高値圏で引ける陽線で切り返しており113.00近辺の強い抵抗を守り切った感がありますが、上値を切り下げる流れからはまだ上抜けきれておらず、調整下げが一巡したとは認められません。 113.00～114.30ゾーンでの揉み合いをどちらかへ抜け出すまでは売り買いともに慎重に。114.50超えの越週か、114.70超えで終えれば一段のドル上昇へ。逆に113円台を維持できずに終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して112.00以下の足元を固め直す動きが強まり易くなります。 ドル買いは1日様子見か113.30-40の押し目待ちとします。損切りは112.80で撤退です。ドル売りは114.00-10で戻り売り。損切りは114.50で撤退です。 日足の上値抵抗は114.00-10，114.20-30，114.60-70に、下値抵抗は113.30-40，113.00-10，112.50-60にあります。
【ユーロ/円】：下落リスクがより高い状態。戻り売り。
ユーロ/円は上ヒゲがやや長く実体の小さい陰線引けとなりました。下げエネルギーの強いものではありませんが、上値トライに失敗しており、下値リスクがより高い状態です。買いは様子見か129.80-90の押し目があれば軽く試し買い程度に。損切りは129.40で撤退です。売りは131.10-20で戻り売り。損切りは131.70で撤退です。上値抵抗は131.10-20，131.70-80，132.00-10に、下値抵抗は130.50-60，129.80～130.00にあります。132.50超えで終えれば下値リスクがやや後退、133.30超えで終えれば“強気”に変化します。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる展開。
ユーロ/ドルは安値圏で引ける陰線引けとなり、下値リスクの高い状態です。1.1400～1.1450ゾーンに強い下値抵抗が控えており、このレベルでの売りも慎重に。買いは浅い損切りが付いたので様子見か、1.1400-10まで引き付けて軽く試し買い程度に。損切りは1.1370で浅めに撤退です。売りは1.1510-20で戻り売り。損切りは1.1570で撤退です。上値抵抗は1.1510-20，1.1560-70に、下値抵抗は1.1450-60，1.1400-10にあります。短期トレンドは1.17台を回復して終えない限り変化しません。
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