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ドル/円:上値の重い展開。113.00割れで終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れで一段の ドル下落へ。114.50超えで終えれば強気の流れに戻して一段のドル上昇へ。

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ドル/円:上値の重い展開。113.00割れで終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れで一段の ドル下落へ。114.50超えで終えれば強気の流れに戻して一段のドル上昇へ。

直近の日足は陰線で終え、小幅続落となった。10/20に付けた114.70を直近高値として上値をゆっくり切り下げる流れにあり、上値の重い感が否めないが、短期トレンドの変化が認められないので突っ込み売りにも注意する必要がある。但し、113.00を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れを見た場合は調整下げ局面入りとなり、111~112円台の足元の強さを再確認する動きが強まろう。逆に114.30-40に日足の抵抗があるが、これをクリアして114.50超えで終えれば、ドル強気の流れに戻して114.60-70、115.00-10の抵抗をトライする動きが強まり易くなる。日足の上値抵抗は114.00-10、114.30-40に、下値抵抗は113.00-10、112.50-60、111.90-00にある。21日移動平均線は113.77に位置しており若干下抜けているが“ダマシ”の範囲内にある。しかし、120日、200日線は110.75と109.66に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れを変えていない。 一方直近の週足を見ると、前週足から上寄りのスタートとなったが114.30-40の抵抗を上抜けられずに押し戻されて小陰線で終えている。下げエネルギーの強いものではなく、短期トレンドの変化も認められないが、9月に付けた109.11を直近安値として下値を急角度で切り上げて来た流れからは外れ始めており、114.00超えから厚くなる上値抵抗にぶつかる可能性にも注意する必要がある。今週の週足ベースで見た上値抵抗は114.00-10、114.30-40、115.50-60に、下値抵抗は112.20-30,111.40-50にある。114.50超えで越週すれば強気の流れに戻して一段のドル上昇へ。逆に113円割れで越週した場合は下値リスクが点灯、112.20以下で越週した場合は111.00前後まで一段のドル下落に繋がり易くなる。31週、62週移動平均線は110.39と107.89に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ドル買いは113.10-20で押し目買い。損切りは112.80で浅めに撤退するか、一段の下落リスクが生ずる112.40で撤退。ドル売りは113.90-00で戻り売り。上値余地を114.20-30まで見ておく必要がある。損切りは浅い場合で114.50,深い場合は114.70で撤退としたい。 上値は、113.60-70に軽い抵抗が、113.90-00、114.20-30、114.30-40に強い抵抗があるが、全てクリアして114.50超えで終えた場合は、上値を切り下げて来た流れが変化して、114.60-70,115.00-10、115.30-40、115.50-60にある上値抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。可能性がまだ低いと見るが115.50超えで越週した場合は116~117円台が視野に入って来る。下値は、113.20-30に軽い抵抗が、113.00-10に強い抵抗があるが、113円台を維持出来ず終えた場合は下値リスクが点灯、112.50割れを見た場合は短期トレンドが変化して、調整局面入りの可能性が高くなる。この場合でも中期トレンドが強い状態にあることから急落に繋がり難く、小反発を繰り返しながら112.20-30、112.00-10、111.70-80、111.50-60、111.10-20、110.80-90にある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。調整下げに留まるなら押しは深い場合でも111円台を大きく割り込まない可能性が高い。可能性が低いと見るが、110円割れで終えた場合は調整下げに留まらない可能性が高くなる。さらに109円割れを見た場合は中期トレンドの変化に注意が必要となる。

ドル/円【日足】期間:2021/03/04~2021/11/05(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/09/21~2021/11/05(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:下値余地を探る動き。132.60超えで越週するか、日足が133.30超えで終えない限り下値リスクがより高い状態。129.80~130.00に週足の下値抵抗あり。

直近の日足は、値幅の小さい陰線引けとなり、下げ渋りの形で終えている。週初の下値トライには限りがありそうだが、値動きの中で131.00割れを見て短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻したことや、2手前の大陰線が上値を抑え込んでおり、この陰線の値幅(高値132.56)を上抜けて終えない限り、上値余地も拡がり難い。また短期トレンドは133.20-30の抵抗を上抜けて終えない限り、“ユーロ強気”に変化しない。日足の上値抵抗は131.50-60、132.10-20、132.50-60に、下値抵抗は130.80-90、130.30-40、129.80~130.00にある。可能性がまだ低いと見るが、128.50を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯、128円割れで終えるか、値動きの中で127.50割れを見た場合は、“ユーロ弱気”に変化して新たな下げトレンド入りの可能性が高くなる。 一方週足を見ると、3手連続陰線引けとなり、上値を切り下げている。個々の足は下げエネルギーの強いものではなく、また、4手前の高値引けの陽線が新たな上昇トレンド入りの可能性を示唆しており、この陽線の値幅(安値129.84)を下抜けて越週しない限り、調整下げの範囲内と見ることが出来る。但し、129.80以下で越週した場合は下値リスクが点灯、128.80以下で越週した場合は“ユーロ弱気”に変化して新たな下げトレンド入りの可能性が高くなる。逆に、今週の下値トライに失敗して132.60超えで越週することが出来れば、下値リスクが後退、日足の終値が133.30超えで終えた場合は調整下げが一巡した可能性が高くなり、来週以降一段のユーロ上昇に繋がり易くなる。 今週の戦略は、ユーロ買いは今週いっぱい様子見か129.80-90まで引きつけて軽く押し目買い。損切りは129.40で浅めに撤退。ユーロ売りは131.70-80の戻り待ち。吹き値があった場合の上値余地を132.10-20まで見ておく必要がある。損切りは浅い場合で132.30,深い場合は132.60で撤退としたい。 上値は、131.30-40に軽い抵抗が、131.70-80、132.10-20、132.30~132.50に強い抵抗が出来ており、全てをクリアしきれない可能性が高いと見るが、132.60超えに実体を戻した場合は、下値リスクが若干後退して上値トライの動きが強まり易くなる。さらに132.80-90、133.20-30の抵抗を全てクリアして133.30超えで終えた場合は、“ユーロ強気”の流れに戻して一段のユーロ上昇に繋がり易くなる。下値は、130.80-90、130.50-60、130.20-30、129.80~130.00に強い抵抗があるが、どこまで切り崩せるかトライする動きが強まろう。可能性がまだ低いと見るが、129.50-60,129.10-20、128.70-80、128.40-50の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、新たな下落リスクが点灯、128円割れで終えるか値動きの中で127.50割れを見た場合は、中期トレンドも“ユーロ弱気”に変化した可能性が高くなり、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/04/20~2021/11/05(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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