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ドル/円:下値余地が限られる展開。“ドル強気”を維持。110円割れで“ニュートラル”に変化。109円割れで“ドル弱気”へ。

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ドル/円:下値余地が限られる展開。“ドル強気”を維持。110円割れで“ニュートラル”に変化。109円割れで“ドル弱気”へ。

日足は2手連続陰線引けとなり上値を切り下げている。9/22に付けた109.12を基点として急角度で下値を切り上げて来た流れは一旦終了しており、112.00超えに実体を戻すまでは上値余地も拡がり難くなっているが、一方で110.20-30の抵抗を上抜けた時点で短期トレンドが“ドル強気”に変化しており、これを下抜けて終えるか110円割れを見ない限り、下値余地も拡がり難い。短期トレンドは110.00割れで“ドル強気”から“ニュートラル”な状態に戻すが、109.00割れで終えない限り、“ドル弱気”に変化しない。日足の上値抵抗は111.50-60,111.90-00,112.50-60に、下値抵抗は110.80-90,110.50-60,110.20-30にある。21日、120日、200日移動平均線は110.22,109.79,108.45に位置しており、全てを上抜けた位置で推移しており、短・中期トレンドは“ドル強気”の流れにある。 一方、直近の週足を見ると実体が小さく上ヒゲのやや長い陽線引けとなり、上値トライに失敗した形で終えている。このため週初は上値の重い展開となることが予想されるが、7月に付けた111.66を基点とする短期的なレジスタンスラインを2手前の陽線が上抜けて、短期トレンドに変化が生じていることから、下値余地も限られたものとなり易い。但し、可能性がやや低いと見るが、110.00割れで越週した場合は下値リスクが点灯、109.40-50の抵抗を下抜けて越週するか、日足が109円割れで終えた場合は、“ドル弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は112.20-30,113.10-20に、下値抵抗は110.60-70,110.00-10,109.40-50にある。31週、62週移動平均線は109.72と107.28に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 月足を見ると、9月足は実体の小さい陽線引けとなり、小幅続伸となったが、9月足の上値抵抗であった、110.70~111.20,112.00~112.50を上抜けきれずに越月しており、もみ合いの域を抜けているわけではない。一方で、この6か月間のもみ合いの中で109.50~110.00に月足ベースで見た強い下値抵抗が出来ており、これを下抜けて越月するか、日足が109円台を割り込んで終えない限り、下値余地もまだ拡がり難い形となっている。10月足の上値抵抗は112.00~112.50,114.00~114.50に、下値抵抗は110.50~111.00,109.50~110.00,107.00~107.50にある。全て下抜けた場合は一段のドル下落へ。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は107.96と109.40に位置しており、長期トレンドも“ドル強気”の流れに入った可能性が点灯している。 今週の戦略は、ドル買いは110.80-90で押し目買い。下値余地を110.50-60近辺まで見ておく必要がある。損切りは110.40で浅めに一旦撤退するか深い場合は短期トレンドが変化する109.90に置く必要がある。ドル売りは111.90-00で戻り売り。損切りは112.30で浅めに一旦撤退としたい。 上値は、111.40-50に軽い抵抗が111.50-60,111.90-00にやや強い抵抗が出来ているが、112.00超えで終えた場合は、上値余地が若干拡がり易くなり、112.20-30,112.50-60,112.80-90,113.10-20にある抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きへ。下値は、110.80-90,110.60-70,110.30-40に強い抵抗があり、全てを下抜けるほどの下げにも繋がり難いと見るが、110.20-30の抵抗を下抜けて終えるか、110.00割れを見た場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して109円台の足元を固め直す動きが強まり易くる。さらに109.50-60,109.20-30,109.00-10の抵抗をすべて下抜けて終えた場合は短期トレンドが“ドル弱気”に変化して、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2021/01/28~2021/10/01(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/08/17~2021/10/01(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:上値の重い展開続く。128円割れで終えた場合は一段のユーロ下落へ。130.50超えで越週すれば一段の上昇へ。

日足は3手連続陰線引けとなり、上値を切り下げている。日足の上値抵抗にぶつかって反落した流れにあり、下値リスクがより高い状態だが、128.50-60,128.00±10銭に強い抵抗があり、これらを攻めきれずに反発に転ずる可能性を残している。但し、128円割れで終えた場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が高くなり、126円方向への一段の下落リスクに注意が必要となる。逆に日足の上値抵抗が130.20-30にあるが、130.50超えで終えた場合は、下値リスクが後退して一段のユーロ上昇に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は129.50-60,129.80-90,130.20-30に、下値抵抗は128.50-60,128.00±10銭、127.10-20にある。21日、120日、200日移動平均線は129.49,130.84,129.74に位置しており、全てを下抜けた位置で推移しており、下値リスクがやや高い状態にある。 一方週足を見ると、安値圏で引ける陰線引けとなり、130円台の上値抵抗にもぶつかっている。単体では下値リスクがやや高いものであることや、上値を切り下げる流れからも上抜けていないが、128円台の下値抵抗をかろうじて守っており、下値トライに失敗する可能性を残している。上下の抵抗を攻めきれずに安値圏での揉み合い状態となっているが、そろそろ一方向へ抜け出す可能性も高く、売り買いともに慎重に。週足の抵抗が130.20-30にあるが、130円超えで越週した場合は下値リスクが後退して一段のユーロ上昇へ。逆に128円割れで越週した場合は新たな下げエネルギーを得て一段の下落に繋がり易くなる。週足の上値抵抗は130.20-30,131.80-90に、下値抵抗は128.50-60,128.00±10銭,126.40-50にある。31週移動平均線は130.61に位置しており、上値を抑え込んだ状態だが、62週線は127.96に位置しており、下値抵抗として働く可能性がある。 月足を見ると、9月足は値幅の小さい陰線引けとなり、上値を切り下げている。強い下げエネルギーも感じられず、反発に転ずる可能性を残しているが、5月に付けた134.13を直近高値として上値を切り下げる流れにあり、反発余力にも欠ける形となっている。日足が130.50超えで終えれば下値リスクが若干後退して上値トライの動きが強まり易くなるが、強い上昇エネルギーも感じられないので、急伸にも繋がり難いと見られる。また、週足が128円割れで越週した場合は、124~126円ゾーンまで下値余地がさらに拡がり易くなるので注意したい。10月足の上値抵抗は130.00~130.50,131.50~132.00,134.00~134.50に、下値抵抗は128.00~128.50,126.50~127.00にある。31ヵ月、62ヵ月移動平均線は124.21と125.62に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れを変えていない。 今週の戦略は、ユーロ買いは128.50-60で軽く買って128.30で浅めに撤退するか128.00-10の押し目待ち。この場合の損切りは下値リスクが点灯する127.70で浅めに撤退。ユーロ売りは129.50-60の戻り待ち。損切りは130.30で撤退としたい。 上値は、128.90-00に軽い抵抗が、129.30-40,129.60-70,129.90-00,130.20-30に強い抵抗があるが、全てクリアして130.50超えで終えた場合は下値リスクが後退して一段の上昇に繋がり易くなる。上値抵抗は130.70-80,131.10-20,131.70-80,132.10-20。下値は、128.50-60,128.00±10銭に強い抵抗があるが、128円割れで終えた場合は新たな下落リスクが生じて、ユーロの下落余地がさらに拡がり易くなる。下値抵抗は、127.40-50,127.00-10,126.50-60,126.00-10。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/03/16~2021/10/01(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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