2021年9月15日
【ドル/円】：下値リスクが点灯中。下値余地が拡がる可能性に注意。
ドル/円は小反落。下げエネルギーの強いものではありませんが、8/4に付けた108.72を直近安値とする短期的なサポートラインを若干下抜けた位置で終えており、一段の下落リスクが点灯中です。109.50-60の横サポートを守っていますが、強い抵抗ではないので、下抜ける可能性に注意が必要です。またこれを守って反発に転じた場合でも110.10-20にやや強い抵抗が出来ており、110.50超えで終えない限り、下値リスクにより警戒が必要です。 ドル買いは損切りが付いたので様子見に転じます。ドル売りは109.90-00で戻り売り。上値余地を110.10-20まで見て置く必要があります。損切りは110.50で撤退です。 日足の上値抵抗は110.10-20，110.30-40，110.80-90に、下値抵抗は109.10-20，108.70-80，108.50-60にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は反落。130.20-30の上値抵抗にもぶつかっており、下値リスクがやや高い形です。上値トライの失敗で下値余地が若干拡がる可能性が高く、買いは1日様子見か129.00-10まで引きつけて。損切りは浅い場合で128.70、深い場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻す128.40に置く必要があります。売りは様子見か130.00-10の戻り待ち。損切りは130.30で浅めに撤退です。上値抵抗は130.00-10，130.20-30，130.60-70に、下値抵抗は129.00-10，128.50-60にあります。128円割れで終えた場合は“ユーロ弱気”に変化します。
【ユーロ/ドル】：上値抵にぶつかった状態。押し目買い方針は変わらず。
ユーロ/ドルは前日とは逆に上ヒゲがやや長く、実体の小さい陰線引けとなり上値トライに失敗した形で終えています。この反動で若干下押す可能性が高く、今日の買いは1日様子見か1.1740-50まで引きつけて。損切りは1.1690で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.1830-40，1.1880-90に、下値抵抗は1.1770-80，1.1740-50にあります。1.1700割れで終えた場合は短期トレンドが変化して一段の下落リスクが生じます。
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