2021年9月13日
【ドル/円】：上下の抵抗を抜けきれない状態続く。一方向へ抜け出す可能性にも注意。
ドル/円は、直近の日足が値幅の小さい陽線で続落を食い止めていますが、上昇余力の強いものではないので、上値追いにも限りがあると見られます。一方で、日足の下値抵抗も守っており、109.70以下で終えるか109.50割れを見ない限り、下値余地も拡がり難い状態です。 日足が110.50超えで終えれば下値リスクがやや後退、111.10-20に抵抗を上抜けて終えた場合は一段のドル上昇に繋がり易くなります。 日足の形状がやや弱いので、ドル買いは1日様子見か109.70-80で軽く買って109.40で撤退です。売りは110.00-10で戻り売り。損切りは110.50で撤退です。 日足の上値抵抗は110.00-10，110.30-40，110.80-90に、下値抵抗は109.70-80，109.10-20，108.70-80にあります。
【ユーロ/円】：上値の重い展開続く。下値余地も限られる可能性。
ユーロ/円は値幅の小さい陽線で続落を食い止めています。上昇余力に欠けるものであることから130.20-30超えの抵抗を上抜けられない可能性も高いと見られます。但し、131.00超えで終えた場合は下値リスクが後退して一段の上昇に繋がり易くなります。買いは129.10-20の押し目待ちとします。損切りは128.40で撤退です。これが付いた場合は“ニュートラル”な状態に戻します。売りは様子見です。上値抵抗は130.20-30，130.70-80に、下値抵抗は129.60-70，129.10-20，128.50-60にあります。
【ユーロ/ドル】：下値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは上ヒゲがやや長く実体の小さい陰線引けとなりました。上値トライに失敗しており、上値の重い感がありますが、下値抵抗も守っており、深い押しにも繋がり難いとみられます。若干下押す可能性があるので買いは1日様子見か1.1780-90で押し目買い。損切りは1.1730で撤退です。売りは様子見です。上値抵抗は1.1840-50，1.1880-90に、下値抵抗は1.1800-10，1.1780-90，1.1740-50にあります。1.1700割れで終えない限り短期トレンドは変化しません。
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