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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。ドルの戻り売り方針継続。111.20超えで終えれば短期トレンドが変化、109.50割れで終えた場合は一段のドル下落へ。

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ドル/円:上下の抵抗を抜けきれない状態。ドルの戻り売り方針継続。111.20超えで終えれば短期トレンドが変化、109.50割れで終えた場合は一段のドル下落へ。

直近の日足は値幅の小さい陰線引けとなった。下げエネルギーの強いものではなく、日足の下値抵抗を守って終えているが、109.50-60の抵抗を下抜けて終えた場合は、109.00前後の足元を固め直す動きが強まり易くなる。さらに109円台を維持出来ずに終えた場合は108.50-60以下にある中期的な下値抵抗をトライする動きへ。逆に110.50-60の抵抗を上抜けて終えた場合は下値リスクが若干後退して111円をトライする動きが強まり易くなる。111.10-20の抵抗をクリアして終えた場合は、短期トレンドが変化して上値余地がさらに拡がり易くなる。日足の上値抵抗は110.10-20,110.50-60,111.10-20に、下値抵抗は109.50-60,109.00-10,108.50-60にある。21日移動平均線は109.82にあり、これを挟んで上下動を繰り返しており方向性を示していない。また、120日線は109.63に位置しており日足の下値抵抗とも重なって短期的な抵抗として働く可能性がある。200日線は107.96に位置しており、中期トレンドは“ドル強気”の流れを変えていない。 一方直近の週足は値幅の小さい寄せ線に終わり、上下の抵抗を抜けきれずに週初の寄り付き水準に戻している。上下の抵抗を抜けきれない状態が続いているが、短期トレンドが弱い状態にあるので、ドルの下落リスクにより警戒する必要がある。値動きの収縮が認められることから、そろそろ一方向へ動き出す可能性にも注意したい。今週の週足の上値抵抗が110.50-60,111.10-20にあるが、全て上抜けて越週した場合は、短期トレンドを“ドル強気”の流れに戻して112円方向への一段のドル上昇に繋がり易くなる。逆に、109.50割れで終えた場合は下値余地がさらに拡がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は、前述の110.50-60,111.10-20に、下値抵抗は109.50-60,109.00-10,107.80~108.00にある。可能性が低いと見るが、107円割れも見た場合は中期トレンドが変化して105~106円方向への一段のドル下落に繋がり易くなる、31週、62週移動平均線は108.93と107.02に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ドル売りは110.10-20で戻り売り。損切りは110.70で一旦撤退。これが付いた場合は110.90-00で再度売り向かい。損切りは一段の上昇の可能性が点灯する111.30で撤退。ドル買いは109.50-60の押し目を軽く買って109.30で浅めに撤退するか、108.70-80の押し目待ち。この場合の損切りは108.40で撤退としたい。 上値は、109.90-00に軽い抵抗が、110.10-20にやや強い抵抗が出来ているが、これをクリアした場合は110.20-30,110.40~110.60にある一段と強い抵抗をトライする動きへ。110.60超えで終えた場合は下値リスクが後退して110.90-00,111.10-20の抵抗をトライする動きへ。全てクリアした場合は短期トレンドが変化して、111.30-40,111.60-70,111.80-90,112.10-20にある強い抵抗をどこまでクリア出来るかトライする動きが強まり易くなる。下値は、109.50-60に日足、週足の抵抗があるが、これを割り込んで終えた場合は109.20-30,109.00-10,108.70-80,108.50-60にある強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。中期トレンドがまだ強いためドル急落にも繋がり難いと見られるが、107.50以下の越週か、値動きの中で107円割れを見た場合は中期トレンドが変化して105円方向への一段のドル下落に繋がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2020/12/24~2021/08/27(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

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ドル/円【週足】期間:2018/07/13~2021/08/27(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

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ユーロ/円:上値余地を探る動き。130.30超えで終えれば一段の上昇へ。128円割れを見た場合は一段の下落へ。

直近の日足は小陽線で終え下値を切り上げている。129円台の下値抵抗を守って上値余地を探る動きが継続中だが、個々の足が強いものではないので、130.20-30の抵抗を上抜けて終えるまでは、下値リスクにも注意する必要がある。また、129円台を維持出来ずに終えた場合は、下値リスクが点灯、128.50-60,128.00-10の抵抗を全て下抜けて終えた場合は、129円台後半で戻り高値を確認した可能性が高くなり、下落余地がさらに拡がり易くなる。逆に130.30超えで終えた場合は短期トレンドを“ニュートラル”な状態に戻して一段の上昇に繋がり易くなるが、131.20-30超えから厚くなる上値抵抗を一気に上抜けるにも無理があろう。日足の上値抵抗は130.20-30,131.20-30,132.10-20に、下値抵抗は129.10-20,128.50-60,128.00-10にある。21日、200日移動平均線は129.25と129.24に位置しており、これを上抜けた位置をキープしているが“ダマシ”の範囲内にある。また、120日線は130.90に位置しており、上値を抑え込んだ状態にある。  一方直近の週足は寄付き安値の陽線で続落を食い止めている。この足が6月第3週の戻り高値である133.68を基点として上値を切り下げてきた流れから頭一つ上抜けた位置で終えており、週足の形状が若干改善している。上昇エネルギーの強いものではないので、“ダマシ”となる可能性があるが、日足が130.20-30の抵抗をクリアして終えれば、短期トレンドの変化が確認されて、上値トライの動きが強まり易くなる。但し、今週の週足ベースで見た上値抵抗が131.20-30にあり、続伸した場合でもこれにぶつかる可能性にも注意したい。また、128.40-50の週足の抵抗を下抜けて越週するか、日足が128円台を維持出来ずに終えた場合は、先週の陽線が“ダマシ”に終わった可能性が高くなり、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は、130.20-30,131.20-30,132.10-20に、下値抵抗は128.40-50,127.10-20にある。31週移動平均線は130.29に位置しており、日足、週足の抵抗と一致しており、強い抵抗として働く可能性が高いが、62週線は127.32に位置しており、反落した場合でもこれを大きく下抜けない可能性が高い。  今週の戦略は、ユーロ買いは短期トレンドの変化を確認するまで様子見か、128.40-50の押し目待ち。損切りは127.90で撤退。ユーロ売りは129.90-00で戻り売り。損切りは短期トレンドが変化する130.30で撤退としたい。  上値は、129.90-00,130.20-30にやや強い抵抗があるが、130.30超えで終えた場合は、短期トレンドが変化して、上値余地を探る動きが強まり易くなる。この上の抵抗は130.60-70,131.20-30,131.60-70,132.10-20。下値は、129.40-50に軽い抵抗が、129.20-30,128.80~129.00,128.40-50に強い抵抗があるが、全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、128.00-10の抵抗を割り込んで終えた場合は、新たな下落リスクが生じて127.50-60,127.10-20,126.50-60の抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2021/02/09~2021/08/27(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

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