2021年6月28日
【ドル/円】:ドルの押し目買い方針継続。上値抵抗にも注意。
ドル/円は小幅続落となりました。2手ともに下げエネルギーの強いものではなく、また下値を切り上げる流れにも変化が認められないことから、ドルの押し目買い方針継続とします。 日足ベースでは形状が崩れていませんが、111円台乗せに失敗しており、上値抵抗にぶつかる可能性にも注意が必要です。また、109.90-00の日足の抵抗を守り切れずに終えた場合は下値リスクが点灯します。 今日のドル買いは110.50-60で押し目買い。損切りは109.80で撤退です。ドル売りは様子見か110.90-00で軽く売って111.20で浅めに撤退です。 日足の上値抵抗は110.90-00,111.20-30,111.80-90に、下値抵抗は110.40-50,110.20-30,109.90-00にあります。
【ユーロ/円】:上値余地を探る動き。上値抵抗にも注意。
ユーロ/円は値幅の小さい陰線で終えています。下げエネルギーの強いものではなく、また、下値を急角度で切り上げる流れにありますが、対ドルでのトレンドがまだ弱いことや、132.70-80超えに強い上値抵抗が控えており、133.50超えで終えるまでは、反落の可能性にも注意が必要です。買いは131.50-60で押し目買い。損切りは130.80で撤退です。売りは様子見か、132.70-80で戻り売り。損切りは133.30で一旦撤退です。上値抵抗は132.70-80,133.20-30に、下値抵抗は131.40-50,131.00-10,130.50-60にあります。130.50以下で終えた場合は再び下値リスクが点灯します。
【ユーロ/ドル】:上値抵抗を抜けきれない状態続く。
ユーロ/ドルは実体の小さい陽線で終えており、下値を切り上げる流れを維持していますが、上ヒゲがやや長く、上値トライに失敗しており、上値余地が限られる可能性があります。買いは1日様子見か1.1900-10で軽く押し目買い。損は1.1850で撤退です。売りは1.1960-70で戻り売り。損切りは1.2020で撤退です。1.2050超えに実体を戻せば“ニュートラル”な状態に変化します。この場合でも1.2180超えで終えるまでは上値余地も拡がり難く、下値リスクを残します。
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