読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

ドル/円:上値追いの流れが継続。但し、109.80以下で終えた場合は下値リスクが点灯、109.00割れで短期トレンドに変化。

f:id:okinawa-support:20190819103105p:plain

 

ドル/円:上値追いの流れが継続。但し、109.80以下で終えた場合は下値リスクが点灯、109.00割れで短期トレンドに変化。

日足は2手連続小陰線で終え、111円台を維持出来ずに終えており、週初は上値の重いスタートとなることが予想されるが、2手の陰線が下げエネルギーの強いものではないことや、下値を切り上げる流れを維持しており、週初の下値トライにも限りがありそうだ。但し、日足の下値抵抗が109.90-00にあるが、109.80以下で終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。109.00割れを見た場合は短期トレンドの変化に要注意。日足の上値抵抗は111.20-30,111.80-90に、下値抵抗は110.40-50,110.20-30,109.90-00にある。21日移動平均線は110.02に位置しており短期的な下値抵抗として働いている。また120日、200日線は107.90と106.53に位置しており、中期トレンドも“ドル強気”の流れを変えていない。 一方週足を見ると、2週連続陽線引けとなり、下値を切り上げる流れを維持している。個々の足が強い上昇エネルギーを持ったものではないので、ドル急伸にも繋がっていないが、トレンドが強い状態を保っており、ドルの押し目買い方針継続としたい。110.80-90の週足の抵抗を実体ベースで上抜けきれていないが、上抜けて越週すれば一段の上昇に繋がり易くなる。逆に、今週の週足の下値抵抗が110.00-10にあるが、109.90以下で越週した場合は下値リスクが点灯、値動きの中で109円割れを見た場合は、年初から下値を切り上げて来た流れに変化が生じて、一段のドル下落に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は110.80-90,111.60-70,112.20-30に、下値抵抗は110.00-10,108.50-60,107.50-60にある。31週、62週移動平均線は107.09と106.64に位置しており、中期トレンドをサポートしている。 今週の戦略は、ドル買いは110.50-60で押し目買い。損切りは109.80で一旦撤退。売りは様子見か、110.90-00の戻りを軽く売って111.30で浅めに撤退。 上値は、110.90-00に軽い抵抗が、111.10-20,111.30-40,111.60-70,111.80-90,112.20-30に強い抵抗があるが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続しよう。下値は、110.50-60に軽い抵抗が、110.20-30,109.90-00に強い抵抗があるが、109.80以下で終えた場は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなる。さらに、109.50-60,109.20-30,108.90-00の抵抗を全て下抜けた場合は、短期トレンドが変化して107~108円方向への一段のドル下落に繋がり易くなる。

ドル/円【日足】期間:2020/10/22~2021/06/25(移動平均線は21、120、200日、以下日足は同様)

f:id:okinawa-support:20210628073429p:plain

 

ドル/円【週足】期間:2018/05/11~2021/06/25(移動平均線は31、62週、以下週足は同様)

f:id:okinawa-support:20210628073447p:plain

ユーロ/円:上値余地を探る動きが継続中。強い上値抵抗にも注意。134.00超えで終えれば“強気”に変化。130.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯。130円割れの越月で中期トレンドに変化。

日足は値幅の小さい陰線引けとなり、上値を若干切り下げている。130.00-10の中期的な下値抵抗に跳ね返された勢いで、急反発に転じているが、132.70-80,133.20-30に日足ベースで見た強い上値抵抗が控えており、これらにぶつかる可能性にも注意する必要がある。133.50超えで終えれば下値リスクが後退、134.00-10の抵抗を上抜けて終えれば、“強気”の流れに戻して一段の上昇に繋がり易くなる。また、日足の抵抗を上抜けきれずに反落した場合でも131.00-10以下に強い抵抗が控えており、130円台からの売りも慎重に臨む必要がある。但し、130.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、130円を割り込んで越月した場合は、週足、月足の形状も悪化して、一段のユーロ下落に繋がり易くなる。日足の上値抵抗は132.70-80,133.20-30,133.50-60,134.00-10に、下値抵抗は131.40-50,130.80~131.00,130.50-60にある。21日移動平均線は132.87に位置しており、これを上抜けきれておらず、下値リスクを残した状態にあるが、120日、200日線は129.95と127.81に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れにある。 一方直近の週足は、値幅が3円余りある大陽線で終え、前週の大陰線の半ば超えまで値を戻して引けている。また、この陽線が130.00-10の中期的な下値抵抗に跳ね返されており、一旦底打ちした可能性が点灯中だが、上値を切り下げる流れからは上抜けておらず、下値リスクを残した状態にある。週足の上値抵抗である132.80-90,133.40-50を全て上抜けて越週するまでは、上値余地も拡がり難く、下値リスクにも注意する必要がある。一方下値は、今週の週足ベースで見た下値抵抗が、131.80-90にあるが、これを割り込んで越週した場合は、再度131.00前後の足元を固め直す動きへ。さらに、130.80-90の抵抗も守りきれずに越週した場合や、日足が130.50割れで終えた場合は、再び下値リスクが高くなる。130円割れで越週した場合は、中期トレンドも変化して一段のユーロ下落に繋がり易くなる。今週の週足ベースで見た上値抵抗は前述の132.80-90,133.40-50,134.00-10に、下値抵抗は131.80-90,130.80-90,130.00-10にある。31週、62週移動平均線は129.16と125.65に位置しており、中期トレンドは“ユーロ強気”の流れにある。 今週の戦略は、ユーロ買いは131.40-50の押し目待ち。下値余地を131.00近辺まで見ておく必要がある。損切りは130.70で一旦撤退。130円割れで越月した場合は、戻り売り方針に転換。ユーロ売りは様子見か132.70-80で戻り売り。損切りは133.40で一旦撤退としたい。また、134.00超えで終えた場合はユーロの押し目買い戦略に転換。 上値は、132.40-50に軽い抵抗が、132.70-80,132.90-00,133.20-30,133.50-60に強い抵抗があるが、133.50超えで終えれば下値リスクが後退、134.00-10の抵抗を終値ベースで上抜ければ、“ユーロ強気”の流れに戻して一段の上昇へ。上値抵抗は134.20-30,134.70-80,135.00-10,135.70-80,136.10-20。下値は、132.00-10にやや強い抵抗が出来ているが、下抜けた場合は131.40-50,131.00-10,130.80-90,130.50-60にある一段と強い抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。130.50割れで終えた場合は下値リスクが点灯、130円台を維持出来ずに越月した場合は、中期トレンドが変化 して126~128円方向への一段のユーロ下落に繋がり易くなる。(川合 美智子)

ユーロ/円【日足】期間:2020/12/08~2021/06/25(移動平均線は21、120、200日) ユーロ/円【週足】

f:id:okinawa-support:20210628073507p:plain

 

© 2021WFXA
当社に無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。