メキシコ中銀は17日の金融政策決定会合で政策金利を4.25%に据え置いた。声明では「インフレ見通しを巡る不透明感から据え置きを決めた」と説明。5人の政策委員のうち3人が据え置きを支持した一方、2人は4.00%への利下げを主張した事も明らかとなった。利下げサイクルを再開する前に、足元のインフレ鈍化が一時的なものかどうかを見極める姿勢を示したものと考えられる。
メキシコ中銀の決定に対するペソ相場の反応は限定的で、市場の関心は23日に発表される12月前半の消費者物価指数と来年1月7日の12月消費者物価指数に向かっている模様。なお、次の金融政策決定会合は来年2月11日に開催される。
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