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【ポンドドル】ポンド買い続かず下値余地

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いま最もホットな通貨ペアを日々ピックアップ!
その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

10月26日(月)ポンド/ドル

基調
上値重い

目先の注目材料
・10/28まで 英・EU通商交渉
・主要国株価、国際商品価格

ポンド買い続かず下値余地

ポンド/ドル相場は、本日のオープンと同時に買いが先行。
一時1.30579ドル前後まで上昇したが一巡後に失速。
ポンド買い先行のきっかけは、英政府との通商交渉でロンドンを訪れている欧州連合(EU)のバルニエ首席交渉官が、滞在期間を28日まで延長すると伝わった事だ。
もっとも、英国のEU離脱に絡む通商交渉そのものが進展しているとの報道があった訳ではない。
このためポンド買いはすぐに息切れし、ポンド/ドルは1.3000ドル付近まで弱含んだ。

欧米市場でも、英・EU交渉に関する関係者の不規則発言や観測報道にポンドが一喜一憂する展開となりそうだ。
なお、英国とEUは通商交渉を集中的に行うため毎日協議する事で合意しており、本日も関係者発言が飛び出す可能性が高い。
ただし、対立点が多岐に渡る事から、前向きな発言や報道が続く公算は小さいだろう。
足元のドル反発の動きも相まって、ポンド/ドル相場には下値余地があると見ておきたい。

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