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「リスクオフ&ドル買い戻し調整相場到来!月末まではドル買い優勢か?」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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先週末から米株が崩れ始め、月曜日は大幅な急落となっており、少々不安定なマーケットになりつつあります。コモディティ価格も軒並み下落しており、ドル買い戻し優勢です。
米株市場はTOPをつけようとしているチャート形状となっており、高値からおおよそ10%安で推移をしております。特にNASDAQ市場の調整は大きく、GAFA株の調整幅が特に目立っています。
9月後半の株式相場は歴史を振り返ってみても、大幅調整をしやすく、今年はその典型的なパターンになりつつあるように思えます。 月足では綺麗な大陰線を形成中です。 下落が加速しやすいのは特に9月の後半からとなっており、今月相場は残り1週間ですが、注意してみておくべきでしょう。

また先月末は米株が大きく上昇したことにより、月末のロンドンフィキシングはドル売りとなりました。今月は逆に米株月足も大きな陰線となりつつあるので、このまま株式市場が現状維持かこれ以下で推移をするならば、月末のロンドンフィキシングは先月とは真逆にドル買いとなるかもしれません。 そろそろ意識されてくるころなので、ドルストレートでドル買いトレードを狙っていきたいところです。

というわけで、今週はユーロドルとポンドドルの戻り売り戦略でいきたいと思います。

目次

▼ポンドドル日足1.25方向に逆戻りか?
▼ポンドドル4時間足
▼ユーロドルも同じく調整相場へ
▼ユーロドル4時間足 1.1700〜1.1735か?

ポンドドル日足1.25方向に逆戻りか?

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ポンドドル日足です。今月1日から大きく下落相場に転換しております。当コラムでご紹介しておりました通り、ブレグジット問題がまた混沌としてきており、さらにイギリス国内で新型コロナ感染が再拡大していることからロックダウンを示唆する報道など、ポンドを買う材料が全くなくなってきていることより、ポンドは売られました。これではソフトブレグジットを狙ったポンド買いもできない状況になってきていることから、一段と売りがきつくなってきているようです。

今回の株式市場が軟調に推移することと重なって下落相場が延長するのではないかと個人的に考えております。 チャートには、レジスタンスラインをいくつか引いておりますが、まず、直近のレジスタンスラインは1.2670がポイントでしょうか?ここから売り戦略を狙っていきたいと思います。

ポンドドル4時間足

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4時間足に縮小します。昨日、僕は売りそびれてしまったのですが、1.2865は重要レジスタンスラインでした。 ここでショートしているプレイヤーもいるでしょう、第一ショート組は今しっかりと利益が出てきているので、追加のショートも入れてくると思います。この戦略に便乗して、僕もエントリーしていきたいと思います。

前述しましたように、1.2765にレジスタンスラインが引けます。ここを売りポイントとしておりますが、欧州〜NY時間で少々荒ぶった場合、このポイントを上抜ける可能性もあります。短期ショート勢のツッコミ売りポジションもあるでしょうから、この上に存在するストップロスは狙われやすいです。

しかしながら、このショートカバーが起こった際は逆にチャンスと捉えており、これを多少許容し、想定しながらトレードしていくイメージを持っております。

ですので、仮に1.2765を超えて上昇してしまった場合でもショートポジションは継続、むしろ追加を入れていくぐらいの気持ちで勝負したいと思います。 第二のエントリーポイントとしては、1.2800の手前でセカンドエントリーを狙うイメージです。 1.2785〜1.2800ゾーンで売り込むイメージです。今週の戦略はこの2つのエントリーで僕はトライを予定しております。

ユーロドルも同じく調整相場へ

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ユーロドルチャートに切り替えます。

長らく上昇相場が続いておりましたが、ようやく垂れてきました。上昇チャネルレンジを割り込み、調整相場濃厚となってきました。 RCIは3本とも下方向となっており、RCI26が0.00ライン割れ、RCI52が+80ライン割れとほぼ同時タイミングです。 長期トレンド反転がはじまるかも!?といったタイミングでRCI26と52の使い勝手は最高に良いです。

既述したように、RCI26と52がそれぞれ0.00ラインと±80ラインを同タイミングで同じ方向に進みますと、そのトレンドは大きく伸びる可能性があります。 今回はテクニカル的にも非常にナイスタイミングでした。

ポンドドルと同じくして、ショートを狙います。

ユーロドル4時間足 1.1700〜1.1735か?

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4時間足で戻り売りのポイントを模索しておきましょう。
僕は今週狙おうとしている指値のポイントは二つ。
1.1700と1.1735です。

1.1700はあまりにも近すぎるタイミングなので、ここを少し超えて戻ったあたり且つ、レジスタンスラインが引ける1.1730〜35付近で本命のショートエントリーを狙っていきたいとも考えております。

ターゲットは1.1500の手前 ストップは1.18と1.1860に設定しております。 リスクリワード的には、2:1程度のイメージです。1.16まで下値を伸ばすならば、ストップは1.1735まで切り下げても良いでしょう。 1.1500は日足でいうサポートラインとフィボナッチリトレースメントの38.2%押しのポイントです。ここでまた大きく買い戻されるかもしれませんので、この手前で利益は確定しておきたいところです。

9月下旬トレードはドル買いを意識したトレード中心で今の所考えております。


※来週のコラム更新はお休みとさせて頂きます。
次回の更新は10月7日水曜となります。


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。