レポートが身近になれば為替がもっと面白くなる。
「為替ドリル」で為替相場の知識を楽しく学びましょう!
1問目「米10年債利回り低下でドル/円はどうなる?」
2問目「米株上昇からのリスクオンでドルと円はどうなる?」
3問目「FOMC声明でドルはどうなる?」
1問目「米10年債利回り低下でドル/円はどうなる?」
テーマは「米国債利回り」です。
画像の□に入る言葉を下の囲みから選んでください。
ヒント:ここでは素直に米債利回りとドルの連動に着目すればOKです
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では答えです!
答えは下落でした!
ポイント
資金は常に有利な投資先を目指しています。そのため金利が低い国の通貨から高い国の通貨に資金が流れていくのです。
ドル/円であれば、米国の金利が上がり日米間の金利差が開くとドルに流れる資金が多くなります(ドル買い・円売り)。
ただ、このケースのように米金利低下に伴い日米間の金利差が縮小されると、ドルの魅力が後退することから、ドル売り・円買いに傾くわけです。
2問目「米株上昇からのリスクオンでドルと円はどうなる?」
テーマは「米国株とリスクオン/オフ」です。
画像の□に入る言葉を下の囲みから選んでください。
ヒント:現在、ドルと円は似た性質を持つようになっています。円は安全通貨だからドルは・・・
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では答えです!
答えは売りでした!
ポイント
「有事のドル買い」や「リスク回避の円買い」は聞いた事があるかと思います。
ドルと円は安全資産として選好されるケースが多く、リスクオフの局面で買われ、反対にリスクオンの局面で売られることが多くなっています。
このケースでは米国株の上昇に伴ってドルと円が売られた結果、綱引きとなってドル/円はもみ合う展開となりました。こう着が解消されるためにはドルか円どちらかに影響する強い材料が必要ということでしょう。
3問目「FOMC声明でドルはどうなる?」
テーマは「FOMC声明」です。
画像の□に入る言葉を下の囲みから選んでください。
ヒント:イールドカーブ・コントロール でも国債買い入れを実施します
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では答えです!
答えは①買い/②売りでした!
ポイント
市場はFRBによるイールドカーブ・コントロール(YCC)の導入をめぐって神経質に目を光らせています。
YCCの言及がないだけでドルが買われたことからもその注目度の高さがわかりますね。
ただ、それでも22年末までゼロ金利維持のインパクトが勝ってドルは反落しました。
このように市場が中銀のどの材料にどう反応するのか知っておけば慌てず正確に次の動きに備えられます。