シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。
1.IMMポジション ドル/円
2.IMMポジション ユーロ/ドル
3.IMMポジション ポンド/ドル
ドル/円
IMMポジション ドル/円
ポイント
【円ネットショート2週連続減少】
12月17日時点で円のポジションはドルに対して4.2万枚の売り越し(ネットショート)。
僅かに増加した円ロングに対し、円ショートにはほぼ変動がなかったため、ネットショートは前週から0.2万枚の減少。
米連邦公開市場委員会(FOMC)や、英総選挙、米国の対中関税発動見送りなど、重要イベントが相次いだが、投機筋の円ポジションには大きな動きは見られなかった。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル
ポイント
【ネットショート小幅に減少】
12月17日時点でユーロのポジションはドルに対して6.6万枚の売り越し(ネットショート)。
横ばいのロングに対し、ショートが小幅に縮小したことで、ネットショートは前週から0.2万枚の減少。
12日の英総選挙を受けて目先的な「合意なき離脱」のリスクが後退する中、ユーロショートが巻き戻された格好だが、減少幅は小さかった。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル
ポイント
【5月以来の水準までネットショート大幅減少】
12月17日時点でポンドのポジションはドルに対して0.6万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングが積み増された一方で、ショートが大きく取り崩されたため、ネットショートは1.7万枚の大幅減少となり、5月以来の水準を記録。
12日投開票の英総選挙で与党・保守党が圧勝し、「合意なき離脱」のリスクがひとまず後退した事から、ポンドの先安感もひとまず後退したと見られる。
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IMMポジション
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