2019年11月21日
【ドル/円】：上値の重い展開。下値抵抗を守っており、突っ込み売りにも注意。
ドル/円は小反発となり、日足の抵抗をかろうじて守って終えていますが、上昇エネルギーの強いものではないので、上値トライに失敗する可能性にも注意が必要です。短期トレンドは“ドル強気”の状態を維持していますが、下値抵抗ポイントで終えており、下値リスクにもそろそろ警戒が必要です。 ドル買いは108.40-50で軽く買って107.80で撤退するか、1日様子見です。損切りが付かない場合でも、108.40以下で終えた場合は日足の形状が悪化するので、買いは一旦撤退して様子を見た方がいいでしょう。ドル売りは109.00-10の戻り待ちとします。損切りは109.60で撤退です。 日足の上値抵抗は109.00-10、109.30-40に、下値抵抗は108.40-50、107.90-00、107.50-60にあります。
【ユーロ/円】：下値抵抗を守った状態。押し目買い方針継続。
ユーロ/円は小反発。120.51に位置する21日移動平均線を上抜け切れておらず、121円台を回復して終えるまでは上値余地も拡がり難い状態ですが、日足、週足ともに下値抵抗を守っており、上値トライの可能性に繋げているので、ユーロの押し目買い方針継続とします。買いは119.90-00で押し目買い。損切りは浅い場合で119.40、深い場合は一段の下落リスクが生ずる118.90で撤退です。売りは様子見か121.20に損切りを置くなら120.80-90で軽く試し売り程度に。
【ユーロ/ドル】：押し目買い方針継続。
ユーロ/ドルは実体が小さい陰線引けとなり、続伸に繋げられませんでしたが、1.1050-60の下値抵抗を守って押し戻しており、上値トライの可能性に繋げています。一方で1.1080-90の上値抵抗も抜け切れておらず、1.1150-60の抵抗を上抜けて終えるまでは、上値余地も拡がり難い状態です。買いは1.1060-70で軽く押し目買い。損切りは浅い場合で1.1030、深い場合は1.0990に置く必要があります。売りは様子見です。1.1220-30の抵抗を上抜けて越週した場合は、一段の上昇に繋がり易くなります。
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