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【トルコ円】トランプ・エルドアン会談は玉虫色の着地か

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11月13日(水)トルコリラ/円

基調
波乱含み

目先の注目材料
・11/13 米・トルコ首脳会談
・主要国株価、国際商品価格

トランプ・エルドアン会談は玉虫色の着地か

本日は、ワシントンでトランプ米大統領とエルドアン・トルコ大統領の首脳会談が行われる。
主要議題になるのは、トルコ軍によるシリア北東部への侵攻と、トルコのロシア製ミサイル防空システムS400の導入を巡る問題と見られる。
このうち、シリア問題については、トランプ大統領がトルコの停戦遵守に一定の評価を下しており、対立再燃の原因にはなりにくいだろう。
一方、S400問題はいささか根が深そうだ。
トルコがS400の導入を開始した事を受けて、米政府は最新鋭ステルス戦闘機F35のトルコへの売却を凍結する方針を決めた。
米国としてはF35のデータがロシアに筒抜けになる事を強く警戒している。
これに対し、エルドアン大統領はF35の代わりにロシア製戦闘機スホーイを購入する可能性を示唆して米国をけん制。
トルコ側は、国際共同開発パートナーとして部品供給などにも携わったF35の購入差し止めに強い不満を抱いている。
もっとも、落としどころが見つかりにくいナーバスな問題だけに、合意も決裂もない玉虫色の着地が濃厚と見られる。
決裂さえなければ、トランプ大統領による対トルコ制裁強化なども考えにくい。
表面的にせよ米・トルコ間の対立が回避されれば、短期的にはトルコリラ相場の支援材料になる事も考えられる。
ただし、米議会は主にトルコのシリア侵攻を非難しており、下院では既に制裁法案を可決している。
今後、議会主導で対トルコ追加制裁に動くリスクを排除できない事から、中期的なトルコリラ相場の動きには不安が残る。

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