2019年11月8日
【ドル/円】:ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は小陽線で切り返して上値トライの流れに乗せています。個々の足が強いものではないことや、109.40-50に日足の抵抗が、109.60-70に週足の抵抗が控えており、これらを上抜け切れずに押し戻される可能性にも注意が必要です。ドル買いは109.00近辺で軽く押し目買い。損切りは108.40で一旦撤退です。ドル売りは109.40-50で軽く売り向かい。損切りは110.10で撤退です。 短期トレンドは“ドル強気”の流れにありますが、108円割れで終えた場合は下値リスクがやや高くなります。逆に109.80超えで越週するか110.00-10の抵抗をクリアした場合は110.50-60の抵抗をこなしつつ111.00-10までもう一段上値余地が拡がり易くなります。短期トレンドは107円割れでニュートラルな状態に戻します。 日足の上値抵抗は109.40-50、109.60-70に、下値抵抗は108.90-00、108.50-60、108.00-10にあります。
【ユーロ/円】:上下の抵抗を抜け切れない状態。押し目買い狙いで。
ユーロ/円は実体が小さく上下にヒゲのある陽線引けとなり、上下の抵抗を抜け切れずに終えています。揉み合いの域を抜け切れておらず、飛びつき買い、突っ込み売りにも注意が必要です。トレンドの変化が認められないので、120.20-30の押し目を待って買い狙い。損切りは119.80で浅めに一旦撤退です。売りは様子見か、121.60に損切りを置き121.00-10で軽く売り向かい。121.50超えで終えれば揉み合いを上抜けて、一段のユーロ上昇に繋がり易くなります。逆に120円割れで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。119円割れを見た場合は短期トレンドをニュートラルな状態に戻して下値トライの動きが強まり易くなりますが、118.00以下に強い抵抗が控えており、ユーロ急落にも繋がり難いでしょう。
【ユーロ/ドル】:上値の重い展開続く。押し目を待って買い狙い。
ユーロ/ドルは小幅続落。調整下げの範囲内ですが、日足の形状が悪化しており、1.1150超えに値を戻すまでは上値余地も限られる展開が予想されます。買いは1.1010-20以下で押し目買い。損切りは1.0940で撤退です。これが付いた場合はニュートラルな状態に戻します。売りは様子見です。1.1150超えで終えれば下値リスクが後退、1.12台で越週すれば、一段の上昇に繋がり易くなります。
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