読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

「再びリスクオフ!? ドル円107円のサポートをブレイクするか?」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

f:id:gaitamesk:20190819120311p:plain

トランプ大統領に対する、弾劾手続き開始を求める報道があり、昨晩からドル円が下落。クロス円も下落し、軟調に推移をしました。
今回の内容は、ウクライナのゼレンスキー大統領に対し、軍事支援と引き換えに民主党大統領候補であったバイデン前副大統領に関する調査を求めた疑惑を受けたとのことです。
■報道参考:Bloomberg

賭けサイトでは、トランプ大統領が年内に弾劾される確率が42%とかなり高い水準まで上昇しているようで、市場の関心は意外にも高いようです。
突然出てきた報道ですが、こういった内容は徐々に深堀りしていく傾向があります。
意外にも、この問題は長続きするかもしれません。
円高の値動きに注視しておく必要がありそうです。

明日は変化日、今週はロンドンフィキシング

f:id:gaitamesk:20190925162231p:plain

ドル円4時間足でみてみます。
直近安値は107円のサポートで止まっておりますが、今週末にかけてブレイクしてくる可能性が高そうです。
昨日発表された米・消費者信頼感指数は、事前予想133.5に対して、結果は125.1と大幅に悪化をしておりました。
米国のPMIもここ最近悪化傾向にあり、まもなく景気判断境界線である50を割り込みそうです。

製造業の経済指標が悪化傾向にあり、さらなる追加利下げをまた徐々に織り込みにいきそうですし、ダウンサイドリスクが高まってきたように思えます。
MACDを見てみますと、まだダイバージェンスが発生しておりません。
今週後半はこのサポートラインである107円が大きな節目となりそうです。
ライバルの 注文情報も見ておきましょう。

ストップは106.80〜107.00ゾーンにまばらに置いてあるイメージです。
もしかしたら、NY時間でここのゾーンを一度は攻めにいくかもしれませんね。
売り継続で狙いたいところです。
また明日明後日は星柄的には、変化日に該当しまして、金融市場も大きく動きやすい時期になります。併せて、月末の金曜日ですから、ロンドンフィキシングもあり、大いに相場が動きやすいタイミングでもあります。
金曜日のNY時間までにドル円が107円を割り込み、106.50 付近まで攻め込んでいる場合はポジションを一旦クローズしたいと考えております。

そして、もう一つ注目しているユーロ円の分析をご紹介します。

ユーロ円日足117.50付近を下抜けると・・・。

f:id:gaitamesk:20190925162237p:plain

ユーロ円日足です。MACDがデッドクロスをはじめ、0.00ライン付近からのトレンドスタートは、また大きく伸びる可能性があります。
ここから下降トレンドが続くと、さらに加速しやすいタイミングであることは間違いがないでしょう。

今週のドイツの製造業PMIの悪化具合は酷いものでした。
41.4と40に近い数字でして、この悪化ぶりは、リーマンショックやギリシャショック後に出していた数値と近いものがあります。
中国向けの輸出が悪いのか、フランス、英国向けの貿易が奮わないかは定かではありませんが、欧州の経済弱体化は明確なものになりつつあると思われます。
ECBがさらなるハト派に傾く可能性がありますので、ユーロ円は引き続き売り方向で考えております。

タイミングを図るために4時間足で見てみましょう。

f:id:gaitamesk:20190925162234p:plain

目立ったサポートラインは117.75と117.50円のサポートラインです。

ここをブレイクしますと、9月上旬につけていた116円前後の安値まで視界良好です。
今月は4円上昇し、そして2円下落するという大きな値動きを見せたユーロ円ですが、ECBの金融緩和織り込み済みからの上昇、その後、実体経済の悪化具合の真実を突きつけられて、やはり下落、といった流れだったのでしょうか?
ドイツの製造業の結果をみる限りでは、やはり、ユーロ円上昇の根拠は弱いと思います。
外為注文情報も御覧ください。
断続的に買いが並んでおり、そのストップを並べるのが一般個人投資家は押し目買い目線でいるようです。
この117円台の押し目買い意欲は比較的強そうですが、これらがストップに回るのは117円割れか、さらに最安値の116円付近になるでしょう。
大きなリスクリワードで、利益確定を200〜300pips狙ったトレードを仕掛けられそうです。

117.70に損切りが置いてかることから、サポートラインが引ける117.75の損切りになるので、ここをブレイクすると、あっという間に117.50まで下値を伸ばせそうです。

売りは118〜118.25付近でポジションを作り、損切りは浅めの118.55などで設定を。
ターゲットは、117.50手前が一つと、満塁ホームラン用に117円手前と116円まで利益を伸ばすプランで個人的には考えております。
大きな損小利大プランですが、日足の大きなトレンドに乗るなら、このトレードで良いのではないでしょうか。

ドル円、ユーロ円のショート戦略で今週後半から来週にかけて乗る予定です。



「外為注文情報」はこちら

ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。