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【南アフリカランド円】南ア政府の緩和圧力と南ア国債の格下げリスク

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その動向や見通し、注目材料をコンパクトにお伝えします。

9月19日(木)南アフリカランド/円

基調
上値限定

目先の注目材料
・9/19 SARB政策金利
・主要国株価、国際資源価格

南ア政府の緩和圧力と南ア国債の格下げリスク

本日は南アフリカ中銀(SARB)が政策金利を発表する。
南アフリカでは、4-6月期国内総生産(GDP)が前期比年率+3.1%と前期の-3.1%から急回復した他、8月のインフレ率も4.3%に上昇した。
こうした中、SARBは政策金利を6.50%に維持する公算が大きい。
各国が金融緩和合戦を繰り広げる中、SARBが据え置きを決めれば、市場がそのスタンスを「相対的にタカ派的」と捉え、ランド高に振れる可能性もあろう。
ただし、南アフリカでも政権から中銀への緩和圧力が強い点には注意を要する。
SARBが前回会合(7月18日)で25bpの利下げを決めた際ですら、ラマポーザ大統領は「中銀からもっと多くの追加策が講じられることを政府は望んでいる」と述べていた。
SARBが据え置きを決めた場合、仮に政権からクレームが付けば「中銀の独立性」という観点からランド安圧力となろう。
その他、南アフリカの外貨建て長期債務に3大格付け会社で唯一「投資適格級」を付与しているムーディーズが、11月に格付け見直しを予定しており、市場では「格下げリスク」が意識されている。
こうした中では、SARBが政策金利を据え置いてもランド買いには繋がりにくいと考えられる。