レポートが身近になれば為替がもっと面白くなる。
「為替ドリル」で為替相場の知識を楽しく学びましょう!
1問目「米利下げでドルはどうなる?」
テーマは「FOMC」です。
画像の□に入る言葉を下の囲みから選んでください。
ヒント:市場は一部で50bpの利下げを見込んでいましたが、それが裏切られる形になりました
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では答えです!
答えは「買い」でした!
ポイント
資金は原則として金利が低いところから高いところに流れるので、本来は米国が利下げを行うとドル安が進行します。
ただし、今回は大幅利下げへの思惑もある中で小幅な利下げに留まりドル買いで反応しました。
市場は事前予想とのかい離を見ているということがよくわかる事例ですね。
2問目「人民元安容認で円はどうなる?」
テーマは「人民元の対ドル基準値」です。
画像の□に入る言葉を下の囲みから選んでください。
ヒント:人民元安を容認=輸出国(中国)にとって優位な政策。これを米中貿易戦争の渦中で実施するということは・・・
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では答えです!
答えは①リスク回避/②全面高でした!
ポイント
米中貿易戦争が長期化するなか、景気減速の影響を軽減するため中国当局は元安を容認しました。
通貨安政策は輸出国を優位にする政策のため、米国は中国を「為替操作国」として認定するなど米中対立の新たな火種にもなっています。
また、中国の最大の貿易相手国である豪州は中国情勢の影響を受けやすいため、豪ドルが振らされやすい地合いになります。
3問目「独仏長期金利低下でどうなる?」
テーマはユーロ圏主要国債利回りです。
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ヒント:ユーロ圏主要国の独仏国債は米国債と同じく安全資産とみられており、その性質も似ています。
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では答えです!
答えは①売り/②下げでした!
ポイント
米長期金利と同様、ユーロ圏の主要(独仏)長期金利の利回りにも為替相場は影響されます。
通常は独仏債利回り上昇→ユーロ買い、低下→ユーロ売りで反応しますが、ユーロ圏の情勢変化などによって逆相関や連動しないこともあるので注意!