2019年8月16日
【ドル/円】：ドルの戻り売り方針継続。
ドル/円は実体の小さい陽線で切り返していますが、上ヒゲがやや長く上値トライに失敗した形となりました。再度この上ヒゲ部分の抵抗をトライする動きが期待できますが、短期トレンドの変化が認められないので戻り売り方針継続とします。105円台の下値抵抗も厚いので105.50以下の売りも慎重に。 短期トレンドは107.80超えで終えない限り、変化しません。 今日のドル買いは様子見か、104.90に浅い損切りを置くなら105.10-20の押し目があれば軽く買い狙い。ドル売りは106.50-60で戻り売り。損切りは浅い場合で107.10、深い場合は107.60に置く必要があります。 日足の上値抵抗は106.50-60、107.30-40、107.70-80に、下値抵抗は105.90-00、105.20-30、104.80-90にあります。
【ユーロ/円】：ユーロの戻り売り方針継続。強い下値抵抗にも注意。
ユーロ/円は上ヒゲが長く実体の小さい陰線引けとなり、上値トライに失敗して押し戻されて引けています。下値リスクが高いものの、117.50-60の抵抗を守っており、これに跳ね返される可能性にも注意が必要です。トレンドが弱いので買いは様子見です。売りは118.30-40で戻り売り。損切りは119.10で一旦撤退です。短期トレンドは120円台を回復すればニュートラルな状態に戻しますが、121円超えで終えるまでは下値リスクを残します。
【ユーロ/ドル】：下値抵抗を守った状態。突っ込み売りにも注意。
ユーロ/ドルは続落。1.1100-10の下値抵抗を守って終えていますが、日足、週足ともに形状が悪化しており、一段の下落リスクに注意が必要です。1.1050割れを見た場合は下値リスクが点灯、1.1000割れで終えた場合は新たな下落トレンド入りの可能性が生じます。買いは様子見か1.1040に損切りを置き、1.1100以下で軽く押し目買い。売りは1.1210-20の戻り待ちとします。損切りは1.1260で撤退です。1.1250-60の抵抗を上抜けて終えた場合は上値余地が拡がり易くなります。
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