FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2026年4月24日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年4月24日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼23日(木)の為替相場
(1):ユーロ圏PMIはまちまちの結果
(2):英製造業PMI 約4年ぶり高水準
(3):片山財務相「我々にフリーハンドがある」
(4):米新規失業保険申請件数 前週から増加
(5):米大統領 機雷敷設船舶への「射撃」を命じる

▼23日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:神経質な値動きが続きそう/ ▼注目の経済指標・イベント

23日(木)の為替相場

期間:23日(木)午前6時10分~24日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):ユーロ圏PMIはまちまちの結果

ユーロ圏4月製造業PMI・速報値は52.2と市場予想(50.9)に反して前月(51.6)から上昇。一方、同サービス業PMI・速報値は47.4と市場予想(49.8)を下回り、11か月ぶりに活動拡大・縮小の分岐点である50.0を下回った。これより前に発表された独4月製造業PMI・速報値は51.2(予想51.4)、同サービス業PMI・速報値は46.9(予想50.4)だった。

(2):英製造業PMI 約4年ぶり高水準

英4月製造業PMI・速報値は53.6と市場予想(50.3)を上回り2022年5月以来の高水準となった。同サービス業PMI・速報値は52.0と予想(49.8)を上回り前月(50.3)から上昇した。

(3):片山財務相「我々にフリーハンドがある」

片山財務相はブルームバーグのイベントに登壇し、過去の為替介入は効果があったとの認識を示した上で「当局は再び行動を取り得る」と表明。介入については「我々にフリーハンドがある」と強調した。

(4):米新規失業保険申請件数 前週から増加

米新規失業保険申請件数は21.4万件と市場予想(21.0万件)を上回り、前週(20.8万件)から増加した。これを受けて4週平均の申請件数は21.1万件となり、前週時点の21.0万件からやや増加した。その後に発表された米4月製造業PMI・速報値は54.0(予想52.5、前月52.3)、同サービス業PMI・速報値は51.3(予想50.6、前回49.8)だった。

(5):米大統領 機雷敷設船舶への「射撃」を命じる

ホルムズ海峡をめぐり米国とイランの対立が続く中、NY原油(WTI)先物が1バレル98ドル台に上昇。米国のトランプ大統領はこの日、ホルムズ海峡で機雷を敷設する船舶への「射撃」を海軍に命じたとSNSに投稿。イラン側では、米国との交渉担当者とされるガリバフ国会議長について「(対米強硬派の)革命防衛隊の介入を受けて交渉チームから外れた」と一部で報じられた。

23日(木)の株・債券・商品市場

日経平均: 59140.23 ▼445.63

豪ASX: 8793.410 ▼50.147

上海総合: 4093.250 ▼13.008

英FT: 10457.01 ▼19.45

独DAX: 24155.45 ▼39.45

NYダウ: 49310.32 ▼179.71

日10年債: 2.429 △0.025

豪10年債: 5.0005 △0.0436

英10年債: 4.939 △0.030

独10年債: 3.009 △0.001

米2年債: 3.8337 △0.0358

米10年債: 4.3244 △0.0219

NY原油: 95.85 △2.89

NY金: 4724.00 ▼29.00

 

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 158.900 ~ 160.300

ユーロ/円: 185.800 ~ 187.200

ポンド/円: 214.100 ~ 215.900

豪ドル/円: 113.400 ~ 114.300

ドル/円の見通し:神経質な値動きが続きそう

昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%上昇した。「イランのガリバフ国会議長が革命防衛隊の介入を受けて米国との交渉チームから外れた」と報じられるなど、米国とイランの和平に向けた期待が後退。『有事のドル買い』が優勢となり、一時159.84円前後まで上昇した。また、イスラエルが「イランとの戦争再開に向け米国の許可を待っている」との報道もあり、イラン情勢が急速に改善するとは考えにくい。このため、本日もドル/円は底堅い値動きが見込まれる。もっとも、心理的な節目の160円を前に、片山財務相が為替介入について「われわれにフリーハンドがある」と発言するなど、政府・日銀による円買い介入への警戒感が高まりつつあることから、一方的なドル高・円安にもなりにくい。159円台後半を中心に神経質な値動きが続きそうだ。

注目の経済指標・イベント

04/24 (金)
15:00   (英) 3月小売売上高
17:00 〇 (独) 4月IFO企業景況感指数

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 

FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2026年4月23日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年4月23日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼22日(水)の為替相場
(1):英CPI伸びが加速
(2):米大統領「24日にも協議あり得る」

▼22日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:ドル売りは限定的/ ▼注目の経済指標・イベント

22日(水)の為替相場

期間:22日(水)午前6時10分~23日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):英CPI伸びが加速

英3月消費者物価指数(CPI)は前年比+3.3%と市場予想通りに前月(+3.0%)から伸びが加速、食品やエネルギーを除いたコアCPIは+3.1%と予想を下回り前月(ともに+3.2%)から伸びが鈍化した。英中銀(BOE)が重視するサービスCPIは+4.5%と予想を上回り、前月(ともに+4.3%)から伸びが加速した。

(2):米大統領「24日にも協議あり得る」

米ニューヨーク・ポスト紙はトランプ米大統領が「イランとの協議は金曜日(24日)にもあり得ると語った」と報じた。その後、イランのタスニム通信は「イランは現時点で24日に米国と交渉する計画はない」と伝えた。

22日(水)の株・債券・商品市場

日経平均: 59585.86 △236.69

豪ASX: 8843.557 ▼105.836

上海総合: 4106.258 △21.181

英FT: 10476.46 ▼21.63

独DAX: 24194.90 ▼75.97

NYダウ: 49490.03 △340.65

日10年債: 2.404 △0.007

豪10年債: 4.9569 △0.0499

英10年債: 4.909 △0.025

独10年債: 3.008 △0.004

米2年債: 3.7979 △0.0188

米10年債: 4.3025 △0.0109

NY原油: 92.96 △3.29

NY金: 4753.00 △33.40

 

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 158.900 ~ 160.100

ユーロ/円: 185.900 ~ 187.100

ポンド/円: 214.500 ~ 216.000

豪ドル/円: 113.700 ~ 114.500

ドル/円の見通し:ドル売りは限定的

昨日のドル/円は終値ベースで0.1%未満の小幅高。前日にトランプ米大統領が「イランとの協議が完了するまで停戦を延長する」と自身のSNSで表明したことで、イラン情勢をめぐる過度の懸念は後退した。 ただ、ホルムズ海峡の閉鎖は続いており、協議の先行きも不透明なことが、ドルの下支えとなると、NYクローズ間際には159.57円前後まで上昇した。 米国とイランの協議を巡っては、トランプ大統領が「早ければ24日に再協議を開催することも有り得る」と述べた一方、イラン側からは「24日に米国と交渉する予定はない」と報じられている。こうした中、情勢の行方を見極めたいとの思惑から、ドル/円は方向感が出にくい展開が見込まれる。 本日は米新規失業保険申請件数や米4月PMI速報値が発表される。イラン情勢の不透明感を背景にドルは買われやすい地合いが続いている。加えて、原油価格の高止まりは日本の交易条件悪化を意識させ、円の重しとなりやすい。こうした点を踏まえると、仮に経済指標の結果が予想を下回っても、ドル売りは限定的となりそうだ。

注目の経済指標・イベント

04/23 (木)
16:30 〇 (独) 4月製造業PMI・速報値
16:30 〇 (独) 4月サービス業PMI・速報値
17:00 〇 (ユーロ圏) 4月製造業PMI・速報値
17:00 〇 (ユーロ圏) 4月サービス業PMI・速報値
17:30 〇 (英) 4月製造業PMI・速報値
17:30 〇 (英) 4月サービス業PMI・速報値
18:50   (日) 片山財務相講演
21:30 ◎ (米) 新規失業保険申請件数
21:30 ◎ (米) 4月製造業PMI・速報値
21:30 ◎ (米) 4月サービス業PMI・速報値
21:30 ◎ (米) 4月総合PMI・速報値
24:00   (ユーロ圏) ナーゲル独連銀総裁講演

04/24 (金)
08:30 〇 (日) 3月全国消費者物価指数(CPI)

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
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FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2026年4月22日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年4月22日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼21日(火)の為替相場
(1):英失業率悪化
(2):日銀「利上げ見送り」報道
(3):独ZEW大幅に悪化
(4):米小売売上高 大幅な伸び
(5):ウォーシュ次期FRB議長「断じてあり得ない」
(6):米大統領「停戦延長」を表明

▼21日(火)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:引き続き底堅い値動きとなりそう/ ▼注目の経済指標・イベント

21日(火)の為替相場

期間:21日(火)午前6時10分~22日(水)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):英失業率悪化

英3月失業率は2月から僅かに悪化して4.4%、同失業保険申請件数は2.68万件だった(2月1.71万件)。12-2月の国際労働機関(ILO)基準失業率は4.9%に低下(予想5.2%、11-1月5.2%)、同期間の週平均賃金(除賞与)は前年比+3.6%だった(予想+3.5%、11-1月+3.8%)。

(2):日銀「利上げ見送り」報道

日本経済新聞は「日銀が27-28日に開く金融政策決定会合で、政策金利を0.75%で据え置く公算が大きくなった。中東情勢の混迷が続くなかで日本の経済・物価情勢に与える影響をまだ見極めきれず、追加利上げの是非の判断は次回の6月会合に持ち越す」と報じた。前日に続き大手メディアが日銀の利上げ見送りを「ほぼ断定的」に報じたことで円が下落した。

(3):独ZEW大幅に悪化

独4月ZEW景気期待指数は-17.2と市場予想(-5.8)下回り、2022年12月以来の低水準に落ち込んだ。ZEW(欧州経済研究センター)は「企業はエネルギー供給の長期的な不足を懸念しており、それが投資意欲をそぎ、政府の景気刺激策の効果を弱めている」と指摘した。

(4):米小売売上高 大幅な伸び

米3月小売売上高は前月比+1.7%と市場予想(+1.4%)を上回った。自動車を除いた売上高も+1.9%と予想(+1.4%)を上回る大幅な伸びとなった。ガソリン価格の上昇が売上高を押し上げた形だが、それ以外の消費支出も堅調だったことを示す結果となった。国内総生産(GDP)の算出に用いられるコア売上高(コントロールグループ)は前月比+0.7%と7カ月ぶりの高い伸びを記録した。

(5):ウォーシュ次期FRB議長「断じてあり得ない」

米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に指名されたウォーシュ氏は議会上院の公聴会に出席。「トランプ大統領から政策金利を巡る具体的な要求を受けていない」と述べ、FRBの独立性を強調。野党・民主党から出ていた「トランプ氏の操り人形」との批判には「断じてあり得ない」と否定した。一方、金融政策の当面の見通しには触れなかった。

(6):米大統領「停戦延長」を表明

「イランは22日の協議欠席をパキスタンを通して米国に通知した」と伝わり、戦争終結に不透明感が広がった。直後にトランプ米大統領はSNSで「イランが統一した提案を提示できるまで攻撃を保留するようパキスタンから求められた」として「協議が何らかの形で決着するまでイランとの停戦を延長する」と表明した。

21日(火)の株・債券・商品市場

日経平均: 59349.17 △524.28

豪ASX: 8949.393 ▼3.896

上海総合: 4085.077 △2.950

英FT: 10498.09 ▼110.99

独DAX: 24270.87 ▼146.93

NYダウ: 49149.38 ▼293.18

日10年債: 2.397 △0.003

豪10年債: 4.907 ▼0.0301

英10年債: 4.884 △0.050

独10年債: 3.004 △0.024

米2年債: 3.7791 △0.0586

米10年債: 4.2916 △0.0406

NY原油: 89.67 △2.25

NY金: 4719.60 ▼109.20

 

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 158.700 ~ 160.100

ユーロ/円: 186.400 ~ 187.800

ポンド/円: 214.300 ~ 216.100

豪ドル/円: 113.600 ~ 114.500

ドル/円の見通し:引き続き底堅い値動きとなりそう

昨日のドル/円は終値ベースで約0.4%の上昇。日経新聞が「日銀、4月利上げ見送りへ 中東情勢見極め6月に是非判断」と報じたことで円が売られたほか、米国とイランの停戦協議を巡り再び不透明感が強まったことによる『有事のドル買い』が持ち込まれたことで、一時159.64円前後まで上昇した。もっともNY時間終盤にトランプ米大統領が「イランとの協議が完了するまで停戦を延長する」と自身のSNSで表明したことで上げ幅を縮めた。 米国とイランの停戦は明日の期限を前に延長されたが、トランプ大統領は海上封鎖の継続を表明しており、イラン側も「必要であれば武力で封鎖を突破する」としている。中東情勢をめぐる先行き不透明感は払しょくされておらず、ドル/円は引き続き底堅い値動きとなりそうだ。

注目の経済指標・イベント:

04/22 (水)
15:00   (英) 3月消費者物価指数(CPI)
16:40   (ユーロ圏) レーンECB専務理事講演
23:30   (米) EIA週間原油在庫統計
26:00   (ユーロ圏) ナーゲル独連銀総裁講演
26:00   (米) 20年債入札(130億USD)
26:30 ◎ (ユーロ圏) ラガルドECB総裁講演
 -     (米) テスラ1-3月期決算

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FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2026年4月21日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年4月21日8時00分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也

目次

▼20日(月)の為替相場
(1):ホルムズ海峡開放を巡る不透明感
(2):日銀利上げ見送り報道
(3):米大統領 停戦延長の可能性「極めて低い」
(4):ECB総裁「より多くの情報を収集する必要」

▼20日(月)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:神経質な値動きが続く/ ▼注目の経済指標・イベント

20日(月)の為替相場

期間:20日(月)午前7時00分~21日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):ホルムズ海峡開放を巡る不透明感

週末の18日にイランのガリバフ国会議長は「米大統領は1時間で7つの主張をしたが、それらすべてが虚偽である」としたうえで、「(米国によるホルムズ海峡の)封鎖が続けば、ホルムズ海峡は開かれたままにならない」と警告した。その後、イランのヌール通信は米国がホルムズ海峡でイラン関連の船舶に対して海上封鎖を続けていることを理由に、同海峡が「イラン軍による厳格な管理・統制下に戻った」と報じた。19日にはトランプ米大統領が自身のSNSでイラン船籍の大型貨物船をオマーン湾で拿捕したと明らかにした。ホルムズ海峡の開放を巡る期待が後退したことで「有事のドル買い」が強まり、ドル/円は前週末から上昇して取引が開始。一方で、クロス円はストレートドルの下落の影響を受けて下落して取引が開始した。

(2):日銀利上げ見送り報道

日銀は「中東情勢巡る不確実性が残るなか、今月27-28日に開催する金融政策決定会合で追加利上げを見送る公算が大きい」と複数の関係者談としてロイター通信が報じた。もっとも、米国とイランの停戦協議の先行きにも左右されることから、「ぎりぎりまで情勢を見極めたうえで最終判断する」とし、仮に4月に利上げを見送っても6月以降の追加利上げを探る構えは崩さないとした。また、4月会合で議論する展望リポートでは2026年度の物価見通しの引き上げも視野に入れると報じた。

(3):米大統領 停戦延長の可能性「極めて低い」

トランプ米大統領はイランとの「停戦期限が切れれば、たくさんの爆弾が爆発し始めるだろう」と警告。その後、「停戦は米東部時間22日夕方(日本時間23日午前)に期限切れになる」と発言。イランとの停戦が延長される可能性は「極めて低い」との見解を示した。もっとも、「バンス米副大統領が20日中にパキスタンへ向かう」とも語った。その後、米国との再協議への参加へ慎重な姿勢を示していたイランも、代表団を派遣する見込みと報じられた。

(4):ECB総裁「より多くの情報を収集する必要」

欧州中銀(ECB)のラガルド総裁はイラン戦争を巡り「ショックの持続期間と価格転嫁の広がりという二重の不確実性がある」として、「金融政策について確固たる結論を下すにあたり、より多くの情報を収集する必要がある」との見解を示した。

20日(月)の株・債券・商品市場

日経平均: 58824.89 △348.99

豪ASX: 8953.289 △6.359

上海総合: 4082.127 △30.702

英FT: 10609.08 ▼58.55

独DAX: 24417.80 ▼284.44

NYダウ: 49442.56 ▼4.87

日10年債: 2.394 ▼0.030

豪10年債: 4.9371 ▼0.0576

英10年債: 4.834 △0.072

独10年債: 2.980 △0.020

米2年債: 3.7205 △0.0123

米10年債: 4.2510 △0.0030

NY原油: 87.42 △4.83

NY金: 4828.80 ▼50.80

 

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 158.000 ~ 159.600

ユーロ/円: 186.400 ~ 187.900

ポンド/円: 214.000 ~ 215.800

豪ドル/円: 113.500 ~ 114.500

ドル/円の見通し:神経質な値動きが続く

昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%の小幅高。前週金曜日に高まったホルムズ海峡の開放をめぐる期待が再び後退したことから、原油価格が反発する中で円売りが先行すると一時159.20円付近まで上昇したが、159円台を維持できずに158.80円台で取引を終えた。トランプ米大統領によれば、本日21日もしくは明日22日にイランとの和平交渉を再開するとのことで、戦争終結に向けた最低限の期待は維持されているようだ。そうした中で市場は「有事のドル買い」に傾きにくかったと見られる。もっとも、和平交渉をめぐってはイラン側が出席を明言していないことから不透明感が残る。それだけに、本日の東京市場は様子見ムードが広がりやすいだろう。海外市場でも和平交渉開催の可否が焦点になると見られ、ドル/円は原油価格に同調する形で神経質な値動きが続く見通しだ。なお、本日のNY市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)の次期議長に指名されたウォーシュ氏の公聴会が上院で行われる。そのほか、ガソリン価格の急騰により大幅な伸びが予想される米3月小売売上高が発表される。ただ、市場の関心がイラン情勢に集中する中、ドル/円の反応はいずれも限定的だろう。

注目の経済指標・イベント

04/21 (火)
15:00   (日) 日銀金融システムリポート
15:00 〇 (英) 3月失業保険申請件数
15:00 〇 (英) 3月失業率
15:00 〇 (英) 12-2月失業率(ILO方式)
15:00 〇 (英) 12-2月週平均賃金(除賞与、前年比)
15:30   (ユーロ圏) ナーゲル独連銀総裁講演
16:00   (ユーロ圏) デギンドスECB副総裁講演
18:00 〇 (独) 4月ZEW景況感調査
18:00   (ユーロ圏) 4月ZEW景況感調査
21:30 ◎ (米) 3月小売売上高(前月比)
23:00 ◎ (米) ウォーシュ次期FRB議長指名公聴会
27:30   (米) ウォラーFRB理事講演
 -    EU外務相理事会

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FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2026年4月20日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年4月20日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

目次

▼17日(金)の為替相場
(1):植田日銀総裁「政策対応が難しい」
(2):イラン外相がホルムズ海峡開放を表明
(3):米大統領「米軍の海上封鎖は引き続き完全に実施」
(4):米大統領「イランが核開発の無期限停止で合意した」

▼17日(金)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:「有事のドル買い」が再燃しやすい地合い/ ▼注目の経済指標・イベント

17日(金)の為替相場

期間:17日(金)午前6時10分~18日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):植田日銀総裁「政策対応が難しい」

日銀の植田総裁はG20財務相・中銀総裁会議後の記者会見で、中東紛争を受けた原油高の影響について「物価上振れのリスクと景気下振れのリスクが両方あり、(金融)政策対応が難しい」と発言。27-28日の金融政策決定会合を控え、「データ・情報を集め、(経済・物価)見通しの実現確度やリスクを点検し、政策判断を決める」と述べた。市場の4月利上げの織り込みが低下していることについて問われると「短期的な市場動向に関することであり、コメントは控える」と答えた。また、G7会議後に片山財務相が、参加国から金融政策に関して「様子見(利上げ見送り)」とする声が多く上がったと指摘したことについては「日銀としてその点に関しては発言していない」と説明した。

(2):イラン外相がホルムズ海峡開放を表明

米メディアが「イランが濃縮ウランを放棄する見返りに、米国は200億ドルの資産凍結を解除する案を検討」「米国とイランによる戦闘終結に向けた次回協議は19日にパキスタンで開催される見通し」と報じたのに続き、イランのアラグチ外相は、イスラエルとレバノンが10日間の停戦に合意したことを受けて「ホルムズ海峡を通過するすべての商船の航行は残りの停戦期間中、イランが指定した航路を通じて完全に開放される」と表明した。これらを受けてNY原油(WTI)先物が急落。インフレ懸念が和らぎ米長期金利は低下する中でドルが反落した一方、交易条件の改善が見込まれる円を買い戻す動きが強まった。

(3):米大統領「米軍の海上封鎖は引き続き完全に実施」

トランプ米大統領はイランがホルムズ海峡を開放したことに謝意を表明した上で「イランとの取引が100%完了するまで、(米軍の)海上封鎖は引き続き完全に実施され、効力を持つ」とイラン側をけん制した。その後、ガリバフ・イラン国会議長は「米国側の海上封鎖が続く限り、ホルムズ海峡は開かれない」とSNSで反発した。

(4):米大統領「イランが核開発の無期限停止で合意した」

トランプ米大統領は「イランが核開発の無期限停止で合意した」と発言。戦争終結に向けた合意はほぼまとまっているとした上で、恒久的な合意に向けた協議は今週末にもおそらく開かれるとの見通しを示した。イラン側はこれに対し特にコメントしなかった。

17日(金)の株・債券・商品市場

日経平均: 58475.90 ▼1,042.44

豪ASX: 8946.93 ▼8.088

上海総合: 4051.425 ▼4.122

英FT: 10667.63 △77.64

独DAX: 24702.24 △547.77

NYダウ: 49447.43 △868.71

日10年債: 2.424 △0.010

豪10年債: 4.9947 △0.0396

英10年債: 4.762 ▼0.085

独10年債: 2.960 ▼0.072

米2年債: 3.7082 ▼0.0655

米10年債: 4.2480 ▼0.0632

NY原油: 83.85 ▼10.84

NY金: 4879.60 △71.30

 

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 158.400 ~ 159.800

ユーロ/円: 185.900 ~ 187.300

ポンド/円: 213.600 ~ 215.200

豪ドル/円: 113.100 ~ 113.900

ドル/円の見通し:「有事のドル買い」が再燃しやすい地合い

17日のドル/円は終値ベースで約0.4%下落。イランのアラグチ外相が「レバノン停戦合意を受けて、停戦期間中ホルムズ海峡は完全に開放される」と宣言。トランプ米大統領も「ホルムズ海峡は完全に開放される」と表明したことなどで「有事のドル買い」が巻き戻され、一時157.59円前後まで下落した。もっとも、イラン側から米国との和平協議に関する発信がなかったことなどから先行き不透明感を払しょくするには至らず、売り一巡後は158円台半ばへと下げ幅を縮小した。週末にはイランがホルムズ海峡の再閉鎖を発表。米国も米軍がイラン船を拿捕したとトランプ大統領が表明したことで、問題解決へ向けた過度の期待は剥落。21日には米国とイランの2回目の和平協議が予定されているが、イランは協議への参加を拒否したとの報道もある。終戦への期待が低下する中、引き続きイラン情勢をめぐるヘッドライン相場ながら、「有事のドル買い」が再燃しやすい地合いとなりそうだ。

注目の経済指標・イベント

04/20 (月)
10:00   (中国) 1年物/5年物最優遇貸出金利(ローンプライムレート)

※時間は日本時間での表示になります。
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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 

FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2026年4月17日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年4月17日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

▼16日(木)の為替相場
(1):豪新規雇用者数 予想を下回る
(2):片山財務相、三村財務官発言
(3):英GDP 予想を上回る
(4):ECB議事録公表
(5):米新規失業保険申請件数 予想を下回る
(6):米大統領「合意に至る見通しは非常に良好」

▼16日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:ヘッドラインに振らされる展開/ ▼注目の経済指標・イベント

16日(木)の為替相場

期間:16日(木)午前6時10分~17日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪新規雇用者数 予想を下回る

豪3月雇用統計で、新規雇用者数は1.79万人増と市場予想(2.00万人増)をやや下回った。ただ、前月に急減していたフルタイム雇用者は5.25万人増に転じた(パートタイム雇用者は3.46万人減)。失業率は前月から横ばいの4.3%で予想通り。労働参加率は66.8%だった(予想、前月ともに66.9%)。

(2):片山財務相、三村財務官発言

訪米中の片山財務相は、中東情勢が物価や経済に与える影響が見通しづらい状況が続いていると指摘した上で、G7財務省・中銀総裁会議では「この状態の中では利上げは経済にバッドインパクトも当然あり、今は様子見だということを発言する中銀総裁が多かった」と述べた。またG7で「極めて高い緊張感を持って市場動向を注視していると発言した」ことも明かした。同行している三村財務官は日米の財務官レベルでも緊密に連携することを両国で確認したと明らかにした。

(3):英GDP 予想を上回る

英2月国内総生産(GDP)は前月比+0.5%と市場予想(+0.1%)を上回った。同鉱工業生産も前月比+0.5%と予想(+0.2%)以上に伸びた。同貿易収支は187.91億ポンドの赤字となり、赤字額は市場予想(200.50億ポンド)より少なかった。

(4):ECB議事録公表

欧州中銀(ECB)は3月理事会の議事要旨を公表。「中東戦争によって見通しは著しく不確実になり、インフレ率の上昇リスクと生産の低下リスクが生じた」とした上で「入手されるデータが悪化シナリオや深刻シナリオの可能性が高まっていることを示唆しない限り、これらシナリオに基づいて性急な行動を取らないことが重要だ​った」と政策金利を据え置いた理由を説明した。

(5):米新規失業保険申請件数 予想を下回る

米新規失業保険申請件数は20.7万件と市場予想(21.3万件)を下回り、前週(21.8万件)から減少した。4週平均の申請件数は21.0万件となり、低水準にとどまった。その後に発表された米3月鉱工業生産は前月比-0.5%と市場予想(+0.1%)に反して減少したが、2月分が+0.2%から+0.7%へ大幅に上方修正された。

(6):米大統領「合意に至る見通しは非常に良好」

トランプ米大統領は「イランと合意に至る見通しは非常に良好で、良い合意になるだろう」と発言。米国とイランの停戦延長に向けた協議は今週末に開催される可能性があると述べた。

16日(木)の株・債券・商品市場

日経平均: 59518.34 △1,384.10

豪ASX: 8955.018 ▼23.671

上海総合: 4055.547 △28.338

英FT: 10589.99 △30.41

独DAX: 24154.47 △87.77

NYダウ: 48578.72 △115.00

日10年債: 2.414 ▼0.009

豪10年債: 4.9551 △0.0246

英10年債: 4.847 △0.033

独10年債: 3.032 ▼0.011

米2年債: 3.7737 △0.0123

米10年債: 4.3112 △0.0278

NY原油: 94.69 △3.40

NY金: 4808.30 ▼15.30

 

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 158.400 ~ 159.800

ユーロ/円: 186.800 ~ 188.200

ポンド/円: 214.500 ~ 216.100

豪ドル/円: 113.600 ~ 114.400

ドル/円の見通し:ヘッドラインに振らされる展開

昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%上昇した。片山財務相や三村財務官の円安けん制発言を受けて158.27円前後まで下落する場面も見られたが、原油価格の高止まりを意識した円先安観は根強く反発。「米国とイランの再協議の具体的な日程は未定」と報じられるなど、イラン情勢の先行き不透明感から原油価格が反発。外国為替市場ではドル買いが優勢となり、一時159.31円前後まで上昇した。 トランプ米大統領は「イランと合意に至る見通しは非常に良好」と発言し、イランとの協議は今週末に再開する可能性があると述べている。ドル/円はイラン情勢の先行きを巡り、引き続きヘッドラインに振らされる展開が続きそうだ。昨日のローソク足は長い下ヒゲをつけており、158円台半ばから下の水準では押し目買いの意欲が強い一方で、160円に近付くと政府・日銀による円買い介入への警戒感が高まることから戻り売りが出やすい。158円台~159円台を中心とした値動きが見込まれる。

注目の経済指標・イベント:

04/17 (金)
18:00   (英) ブリーデンBOE副総裁講演
21:00   (英) ピルMPC委員講演
24:30   (米) デイリー・サンフランシスコ連銀総裁講演
25:15   (米) バーキン・リッチモンド連銀総裁講演
27:00   (米) ウォラーFRB理事講演

※時間は日本時間での表示になります。
※「注目の経済指標」「注目のイベント」は注目度が高い順に「◎」「○」「無印」で表示しております。
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

 

FX/為替「ドル/円今日の予想」 外為どっとコム トゥデイ 2026年4月16日号

主要通貨ペア(ドル/円、ユーロ/円、豪ドル/円、ポンド/円)について前営業日の値動きをわかりやすく解説し、今後の見通しをお届けします。

作成日時 :2026年4月16日8時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也

目次

▼15日(水)の為替相場
(1):米・イラン停戦延長報道
(2):米クリーブランド連銀総裁「しばらくの間据え置き」
(3):片山財務相「今まで以上に緊密な連絡を取ることで一致」
(4):ベージュブック公表

▼15日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報/ ▼本日の予想レンジ/ ▼ドル/円の見通し:横ばい圏の推移が続きそう/ ▼注目の経済指標・イベント

15日(水)の為替相場

期間:15日(水)午前6時10分~16日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):米・イラン停戦延長報道

米AP通信が「米国とイランが停戦延長で『原則合意』した」と報じた。その後、米アクシオスの記者が米当局者の情報として「米国は停戦延長に合意していない」「合意に向け接触を継続」と自身のSNSに投稿した。また、イラン外務省報道官は米国との新たな協議について「具体的な日程の設定はない」としたうえで、「核濃縮の水準や種類は交渉可能」との見解を示した。

(2):米クリーブランド連銀総裁「しばらくの間据え置き」

米クリーブランド連銀のハマック総裁は政策金利について、「しばらくの間据え置くというのが私の基本シナリオ」としつつ、「データ次第で、より緩和的にする必要もあれば、より引き締め的にする必要もあるかもしれない」との見解を示した。またイラン戦争の影響による原油価格の急騰について、「このショックがインフレを高止まりさせる可能性がある一方、消費者の購買意欲を抑制すれば雇用に影響を及ぼすことも有り得る」との認識を示した。

(3):片山財務相「今まで以上に緊密な連絡を取ることで一致」

片山財務相はベッセント米財務長官との会談後に「市場の鎮静化、必ずやらなくてはいけない」と語り、日米財務相会談で「為替についてしっかりと議論し、今まで以上に緊密な連絡を取ることで一致した」と明かした。また、「必要ならば断固たる措置もとる」と述べた。

(4):ベージュブック公表

米連邦準備制度理事会(FRB)は地区連銀経済報告(ベージュブック)を公表。「米経済活動は12地区のうち8地区で、僅かから緩やかなペースで拡大した」と記した。物価上昇については「概ね緩やかな水準にとどまった」 ものの「中東紛争の影響で、エネルギーと燃料費は全地区で急激に上昇し、輸送費や運送費の上昇、プラスチック、肥料、その他の石油製品の価格上昇につながった」と報告。また、雇用については「雇用は全体として、横ばいからわずかに増加」としつつ、「ほとんどの地区は、離職率が低く、解雇が最小限で、主に補充のための採用が行われており、労働需要は安定している」と記した。

15日(水)の株・債券・商品市場

日経平均: 58134.24 △256.85

豪ASX: 8978.689 △7.871

上海総合: 4027.209 △0.584

英FT: 10559.58 ▼49.48

独DAX: 24066.7 △22.48

NYダウ: 48463.72 ▼72.27

日10年債: 2.423 △0.005

豪10年債: 4.9305 ▼0.0190

英10年債: 4.814 △0.033

独10年債: 3.043 △0.019

米2年債: 3.7614 △0.0165

米10年債: 4.2834 △0.0355

NY原油: 91.29 △0.01

NY金: 4823.60 ▼26.50

 

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人気通貨ペア 本日の予想レンジ

ドル/円: 158.300 ~ 159.600

ユーロ/円: 186.900 ~ 188.400

ポンド/円: 214.800 ~ 216.600

豪ドル/円: 113.500 ~ 114.600

ドル/円の見通し:横ばい圏の推移が続きそう

昨日のドル/円は159円を挟んで小幅な値動きが続き、約0.1%高い158.96円前後で取引を終えた。NYタイムには米国とイランが停戦について2週間の延長を検討していると伝わったほか、渡米中の片山財務相がベッセント米財務長官と為替について議論したことを明かした上で「必要なら断固たる措置を取る」と発言したが、いずれも反応は限定的だった。もっとも、昨日はユーロ/円が史上最高値を更新、豪ドル/円は約36年ぶりの高値を更新するなど、クロス円の上昇が目立った。米・イラン停戦観測でドルの上値が重い中、原油価格の高止まりや日銀利上げ期待の後退などを背景とする円売り圧力はクロス円に向かいやすい地合いだろう。なお、トランプ米大統領がイラン情勢について「2日以内に何かが起きる」と述べたのが14日。本日16日はその「2日」目に当たる。仮に直接協議の再開や停戦期限の再延長が決まれば、昨日と同様にドル売りと円売りが交錯すると見られ、ドル/円は横ばい圏の推移が続きそうだ。そのほか、本日はワシントンでG20財務相・中銀総裁会議が開催される。終了後に片山財務相と植田日銀総裁が会見を行うのが通例であり、植田総裁が利上げに関して発言するか注目したい。

注目の経済指標・イベント

04/16 (木)
10:30 〇 (豪) 3月新規雇用者数
10:30 〇 (豪) 3月失業率
11:00 〇 (中国) 1-3月期GDP
11:00 〇 (中国) 3月小売売上高
11:00   (中国) 3月鉱工業生産
15:00   (英) 2月GDP
20:30 〇 (ユーロ圏) ECB議事録
21:30 〇 (米) 新規失業保険申請件数
21:35   (米) ウィリアムズNY連銀総裁講演
22:00   (ユーロ圏) シュナーベルECB専務理事講演
22:15   (米) 3月鉱工業生産
23:35   (米) ミランFRB理事講演
24:40   (ユーロ圏) レーンECB専務理事、テイラーMPC委員講演
25:00   (ユーロ圏) ビルロワドガロー仏中銀総裁講演
25:45   (ユーロ圏) ナーゲル独連銀総裁、クリングバイル独副首相講演
27:30   (豪) ハンターRBA総裁補講演
29:01   (米) ネットフリックス1-3月期決算
   -    G20財務相・中央銀行総裁会合

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