
午前の為替予想は… ドル/円、円買い材料乏しくドル次第の展開に
作成日時 :2026年4月14日7時30分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト 神田卓也
ドル円予想レンジ
158.600-160.400円
前日の振り返りとドル円予想
昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%上昇。前週末に行われた米国とイランの和平協議がもの別れに終わったことを受け原油価格が急伸する中、159.80円台までドル買い・円売りが先行したが160円の大台を前に伸び悩んだ。NY市場ではトランプ米大統領がイランとの協議継続を示唆したことで原油安・株高・ドル安に転じると159.20円台に押し戻される場面もあった。もっとも、昨日の円は一貫して軟調でユーロに対して史上最安値を更新。対ポンドでも約18年ぶりの安値を更新した。仮に米国とイランが停戦で合意しても原油価格が急速かつ大幅に値下がりすることは考えにくく、日本の交易条件悪化は避けられないとの見方が強い。そうした見方などから日銀の利上げ期待が後退したことも円の重しとなっている。なお、オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)から算出した日銀による今月の利上げ確率は前週末の55%前後から40%以下に低下した。足元の円は、きわめて買い材料に乏しい地合いと言えるだろう。一方、ドルについてはイラン情勢次第で上下するためその動きは難解だ。言い換えれば、本日のドル/円の趨勢はドル次第ということになる。仮にドルが続落してもドル/円の下値は限定的と考えられる一方で、ドル買いの流れが強まればあらためて160円台に乗せる可能性もあろう。
今朝 最新のドル/円チャート

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株式会社外為どっとコム総合研究所 シニア為替アナリスト神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。
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