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来週の為替予想(ユーロ/円 ポンド/円) 「主要サポート接近!『反発』か『続落』かの分かれ目」ハロンズ FX 2026/2/14 #外為ドキッ

 

執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人
執筆日時 2026年2月13日 17時00分

主要サポート接近!『反発』か『続落』かの分かれ目

ユーロ/円・ポンド/円は下落

本邦の総選挙で与党が快勝したことで、政策的な不透明感が後退し、選挙前の円売りの流れが巻き戻され、ユーロ/円は180.809円、ポンド/円は207.564円まで下落しました。ポンド/円については、エプスタイン事件による政権の混乱も重石となりました。

(各レート水準は執筆時点のもの)

政治の風に揺れるポンド

■ユーロの見通し

来週のユーロ/円は、調整の動きが継続するのかが最大の注目点です。ユーロは欧州の景況感改善、ECBの金利据え置き見通し、本邦の円安観測などを背景に上昇してきました。しかしここにきて、円安の調整ムードからユーロの上値が抑えられやすい状況が続いています。

来週はユーロ圏のPMI速報値やZEW景況感指数など、景気の方向性を占う指標が相次ぎます。これらが改善すればユーロは戻りを試す可能性があり、逆に弱ければこのまま調整幅が広がる可能性もあります。日本の10〜12月期GDPの結果を受けた金利動向や円の方向性次第では、ユーロは「持ち直し」「下値トライ」どちらの展開も考えられます。

総じて、ユーロは直近レベルで神経質な値動きを続けつつ、方向感を探る展開が続くとみられます。

 

■ポンドの見通し

来週のポンド/円は、英国の政治的混乱が引き続き相場の不安定要因として意識される展開が見込まれます。2月26日の補欠選挙、3月3日の春季経済見通し、5月の地方選挙と重要イベントが相次ぐ中、政治情勢の不透明感がポンドの上値を抑制する構図が強まっています。5月の地方選挙で与党が優位を確保するために首相交代が選択肢となる可能性も否定できませんが、政権交代となれば財政規律の緩みが懸念されるため、市場は一段と慎重姿勢を強めると考えられます。現政権への不満が沈静化するまでは、ポンド買いに対しては慎重なスタンスが求められます。

経済指標面では、インフレ指標や雇用統計が控えており、強い結果が示されれば短期的にポンド買いが入る可能性はあります。しかし、政治リスクが高まる局面では上昇の持続性は限定的とみられます。一方で、弱い指標が出れば金融緩和観測が再燃し、ポンドは下方向に振れやすくなります。米国指標も一定の影響を与えるものの、現状では英国固有の政治リスクがより強く意識され、戻り売りが入りやすい地合いが続くと判断されます。

総じて、短期的には上下に振れながらも、政治的混乱が続く限りポンドの上値余地は限定的で、上値の重い展開が続く可能性が高いとみられます。

ユーロ/円とポンド/円(テクニカル分析)

ユーロ/円:再度下値を模索するリスクに注意

ユーロ/円は上値を切り下げる展開が続き、100日移動平均線や日足一目均衡表・雲の下限が位置する180.30〜180.70円のサポート帯へ接近しています。この水準はテクニカル的に一定の支持力が意識されるため、短期的には反発局面を想定したいところです。

もっとも、2月9日高値186.230円から2月12日安値180.809円までの下落幅に対する38.2%戻し(182.88円)を明確に上抜けられない場合、戻り売り圧力が再び強まり、サポート帯の下抜けを試す展開も警戒されます。その場合、次の下値メドとして178.00円近辺が意識される可能性があります。

 

■ポンド/円:注目の下値支持線に接近
ポンド/円はユーロ/円と類似したチャート形状を示しており、現状では上方向・下方向いずれのシナリオも排除できない局面にあります。相対力指数(9日・14日)は30%台でゴールデンクロスを形成しつつあり、テクニカル的には売られ過ぎ圏からの反発余地が意識されます。また、207.03円(執筆時点)に位置する100日移動平均線が下値サポートとして機能しており、同水準を基点とした短期的なリバウンドシナリオが想定されます。

一方で、100日移動平均線を明確に下抜けた場合には、下方リスクが顕在化しやすくなります。特に、205.60円近辺に位置する日足一目均衡表・雲の下限を割り込むようであれば、下落基調が加速し、ストップロスを巻き込みながら下値模索の動きが強まる可能性も残ります。

【ユーロ/円チャート 日足】

EUR/JPY日足チャート
出典:外為どっとコム「TradingViewチャート」
予想レンジ:EUR/JPY:179.000-184.000

【ポンド/円チャート 日足】

GBP/JPY日足チャート
出典:外為どっとコム「TradingViewチャート」
予想レンジ:GBP/JPY:205.500-211.000

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一言コメント

昔は“コンピューターにできること”を探していたのに、今は“AIに任せるべきこと”を考える時代になったことに驚きです。

 
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