27日の香港市場は米株高を好感して買いが先行するか。26日のNY市場で今週決算発表を発表するアップルや、メタ・プラットフォームズなどマグニフィセント・セブンの一角が上昇した。香港市場にハイテク株買いの流れが波及すれば、相場を押し上げる要因になるだろう。米ドル指数の下落を受けて、香港など米国以外に市場に資金が流れる期待も地合いを支える可能性がある。
もっとも、トランプ関税を巡る先行き不透明感が重しになりそうだ。トランプ米大統領は24日のSNSの投稿で、カナダが中国と合意した関税引き下げを履行するなら「カナダからの輸入品に100%の関税を課す」と表明した。26日の投稿では「韓国議会は米国との協定を守っていない」と批判し、韓国への相互関税や分野別関税の税率を15%から25%に引き上げると表明した。
一方、中国本土市場では当局による産業支援や消費喚起といった景気対策への期待が根強い半面、当局が過度な相場変動や相場操縦に厳しい姿勢を示していることが地合いを冷やしている。本土市場が軟調に推移すれば、香港市場の投資心理の悪化につながる可能性がある。
26日のNY市場でダウ指数は313米ドル高と反発。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は4営業日続伸した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株では美団(03690)が香港終値を下回った半面、テンセント(00700)、アリババ集団(09988)、HSBC(00005)が上回って引けた。
・提供 DZHフィナンシャルリサーチ
