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ドル円、153円割れから切り返し!154円台回復なるか?ADP雇用統計・ISM非製造業景況指数に注目(今夜のFX予想)2025/11/5 #外為ドキッ

短期トレード即効チャージ ドル円

「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha

『最新のドル/円相場を解説』

最新のマーケット情報まとめ

<本日の相場動向>
・ドル円は一時153円を割り込むも、その後切り返して高値更新
・日経平均株価が2400円超の大幅下落で円買いが強まる
・午後に下げ幅縮小に伴い、ドル円も買い戻しが入る
・16時頃に一時的に円買いが強まるも、再び円売り方向へ

<要人発言>
・三村財務官:「金融政策そのものは日銀の手に委ねられていることに皆が同意している」
・直接的な金融政策言及や為替介入発言ではなかったため、影響限定的

<テクニカル分析>
・153円割れ:フィボナッチ・リトレースメントの半値水準
・153.70-75円:この水準を突破すれば154円台への持ち直しの可能性
・153.40円付近:買い指値が溜まっており、下値サポートとして機能

<本日の注目イベント>
・22時15分:米10月ADP雇用統計
・24時00分:米10月ISM非製造業景況指数

<米中関係改善期待>
・米国側:フェンタニル関連関税10%半減、上乗せ関税34%を10%引き下げ(休戦措置を1年間延長)
・中国側:24%追加関税は1年間停止(10%追加関税は維持)

<米政府機関の一部閉鎖>
・36日目突入で過去最長
・長期化すればGDPへの影響懸念
・閉鎖解除となれば安心感からドル買い戻しの可能性

<結論>
ドル円相場は153円台で押し目買いが入り、短期的には買い目線が優勢。今後の焦点は153.70-75円を突破して154円台を回復できるか、それとも再び153円割れを試すかという点。本日のADP雇用統計とISM非製造業景況指数の結果が方向性を決める重要な材料となる。また、米中関税問題の改善期待や米政府機関閉鎖の動向も引き続き注視が必要。

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uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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