
【ドル/円】上値の重い展開。下値余地が限られる可能性も。
ドル/円は3手連続陰線引けとなり、続落して終えています。上値を急角度で切り下げており、先週のドル急伸の流れを打ち消した形となっています。また、再びレンジ内に押し戻されており、上値の重い感がありますが、一方で147.60-70の日足の抵抗を守っており、これに支えられて小反発に転ずる可能性を残しています。
また、短時間での値動きの中では、25日に付けた149.92(149.90)の直近高値から昨日付けた直近安値147.66(147.70)まで、40ポイント以上の反発の無いまま既に220ポイントのドル下落を見ており、ドル/円の短時間での一相場である180~220銭のターゲット圏内に到達しています。一旦小反発に転ずる可能性も高く、突っ込み売りにも注意が必要でしょう。
短期トレンドは、147.50以下で終えた場合はレンジ内の中心まで押し戻されて“ニュートラル”な状態に戻しますが、146円を割り込んで終えない限り、下値余地も限られる可能性が高いと見られます。また、148.60超えで終えればレンジ内から再び上抜けて再度149円台の抵抗をトライする動きへ。
ドル買いは147.70-80で軽く押し目買い。損切りは147.40で浅めに一旦撤退です。売りは148.60-70の戻りを軽く売って149.10で一旦撤退するか、149.40-50の戻り待ちとします。この場合の損切りは150.10で撤退です。
日足の上値抵抗は148.60-70,149.40-50,149.90-00に、下値抵抗は147.60-70,147.00-10,146.40-50にあります。

無断で複製または転送することは、著作権の侵害にあたります。民法の損害賠償責任に問われ、著作権法第 119 条により罰せられますのでご注意ください。尚、このレポートは情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
川合美智子氏コンテンツ一覧
最新のドル円チャート
米ドル/円 (USD/JPY)為替チャート・FXチャート│はじめてのFXなら外為どっとコム
