
【ユーロ円週間予想】上値余地を探る動き。172.70以下で終えた場合は下値リスクが点灯。
直近の日足は値幅の小さい陽線引けとなり、下値を切り上げる流れを維持しています。個々の足が強い上昇エネルギーを持ったものではないので、急伸にも繋がっていませんが、下値を着実に切り上げており、急反落にも繋がり難い状態です。175.40-50に強い上値抵抗がありますが、上抜けて終えれば新たな上昇トレンド形成の流れに入った可能性が高くなり、177円台が視野に入って来ます。逆に、173.70-80に日足の下値抵抗がありますが、これを下抜けて終えた場合は、8/28に付けた171.12を直近安値とする短期的なサポートラインを下抜けて、下値リスクがやや高くなります。さらに172.70-80の抵抗を下抜けた場合は、8/6に付けた170.62を基点として下値を切り上げて来た流れから下抜けて、短期トレンドに変化が生じ始めます。可能性がまだ低い状態ですが、170.60-70の抵抗を下抜けて終えた場合は、今年2月に付けた154.80を起点とするやや中期的なサポートラインも下抜けて、大幅な調整下げ局面入りの可能性が高くなります。日足の上値抵抗は175.00-10,175.40-50,175.80-90,176.40-50に、下値抵抗は174.40-50,173.70-80,172.70-80,171.80-90,170.60-70にあります。21日、120日、200日線は173.44,168.55,165.49に位置しており、短・中期トレンドをサポート中ですが、172.70以下で終えた場合は、下値リスクがやや高くなります。
一方、直近の週足は値幅の小さい陽線引けとなり、続伸して越週しました。単体では上昇エネルギーの強いものではありませんが、174.20-30にあった上値抵抗を実体ベースで上抜けて越週しており、一段の上昇の可能性が点灯中です。対ドルでのトレンドがやや弱いため、急伸に繋がり難いと見ますが、下値を着実に切り上げる流れを維持しており、今週も上値余地を探る動きが継続すると見られます。但し、173.20-30に週足の下値抵抗がありますが、これを下抜けて越週するか、日足が172.70-80の抵抗を下抜けて終えた場合は、8月に付けた169.82を基点とする短期的なサポートラインを下抜けて調整下げの動きが強まり易くなります。さらに、170.70-80を下抜けて越週した場合は、今年2月に付けた154.80を基点とし、5月に付けた161.09の直近安値を結ぶサポートラインを下抜けて、大幅な調整下げ局面入りの可能性が生じます。この場合は168.00-10の抵抗を切り崩しつつ164~166円台までの下落幅拡大に繋がり易くなります。今週の週足ベースで見た上値抵抗は175.40-50,176.10-20,177.00-10に、下値抵抗は173.80-90,173.20-30,171.10-20,170.70-80にあります。31週、62週移動平均線は167.05と164.16に位置しており、中・長期トレンドをサポート中です。
今週の戦略は、ユーロ買いは174.40-50で押し目買い。損切りは173.70で一旦撤退です。売りは今週いっぱい様子見か175.30-40で戻り売り。損切りは175.80で浅めに撤退です。
上値は、175.00-10,175.40-50,175.80-90,176.10-20,176.40-50に強い抵抗がありますが、どこまでクリア出来るかトライする動きが継続すると見られます。下値は、174.60-70に軽い抵抗が、174.40-50,174.00-10,173.70-80にやや強い抵抗が出来ており、下値余地が限られる展開が予想されますが、全て下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。さらに、173.10-20,172.70-80の抵抗も全て下抜けて終えた場合は下値リスクが点灯、172.40-50,172.00-10,171.50-60,171.10-20,170.60-70の抵抗も全て切り崩して終えた場合は、2/28に付けた154.80を基点として下値を切り上げて来たやや中期的なサポートラインを下抜けたことにより、ユーロの下落幅拡大に繋がり易くなります。

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