ドル円145円台から急反発!147円台を維持できるか?【外為マーケットビュー】
動画配信期:公開日から2週間
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。
FOMCの結果と市場への影響
利下げの決定
- 予想通り0.25%の利下げを実施
- 雇用に対するリスクが高まっているとの判断による利下げ
- リスクマネージメント的な利下げと位置づけ
- ドットチャートの変化、今年末のFFレート予想:前回3.9%から3.6%に下方修正
市場の反応
為替市場
- ドル円:一時145円48まで下落後、147円5まで急反発
- ユーロドル:1.1918まで上昇後、1.186まで下落
日本関連
- 明日の日銀会合は据え置き予想
- 自民党総裁選:高市氏優勢なら円安、小泉氏なら円高の動き
- ドル円は146円-149円のレンジが継続、上値は切り下がり傾向
結論
FOMCでは予想通り0.25%の利下げが決定されたが、パウエル議長の会見が予想以上にタカ派的だったため、一時的に下落したドルが急反発した。利下げ回数は市場予想より多い年3回となったものの、経済予想の上方修正や「中立」への回帰発言などタカ派要素が強く、結果的にドル高・金利上昇となった。ドル円は146円-149円のレンジが続く見込みだが、上値は徐々に重くなってきている。

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外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。
YEN蔵 氏株式会社ADVANCE代表取締役 米系のシティバンク、英系のスタンダード・チャータード銀行で、20年以上にわたり、為替ディーラーとして活躍。現在は投資情報配信を主業務とする株式会社ADVANCE代表取締役。ドル、ユーロなどメジャー通貨のみならず、アジア通貨をはじめとするエマージング通貨でのディーリングについても造詣が深い。また、海外のトレーダー、ファンド関係者との親交も深い。YouTubeなどで個人投資家に対して為替に関する情報を発信しており、人気を博している。
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