ドル円は米雇用統計ショックで方向感喪失？今後のレンジと狙いどころを解説 今井雅人氏 2025/8/7【FX予想】#外為ドキッ

 

ドル円は米雇用統計ショックで方向感喪失？【マット今井 実践トレードのつぼ】

収録日：2025/8/7

元邦銀ディーラーの今井雅人氏が現状の世界経済を詳細に分析し、今後の為替相場動向まで踏み込み見通しを示します。

動画要約・まとめ

アメリカ雇用統計の衝撃と市場への影響
- ドル円相場：151円近くから146円台まで急落
- 長期金利も急低下
- ドル高ムードが一変して冷却

背景と影響
- 1か月前の強い雇用統計がドル高の起点だった
- FOMCや日銀会合、他の経済指標も強めだったが、そのきっかけとなった雇用統計が下方修正されたことで市場心理が悪化
- マーケットのムードが完全に変わり、方向感を失った状態

今後の見通し
- サマーシーズンに入り、夏枯れ相場の可能性が高い
- ドル円は146円50銭～148円50銭のレンジでの推移を予想
- ドル高の土壌は残っているが、当分は立ち直りが困難
- 146円台の下落があれば買いを検討

結論
アメリカ雇用統計での大幅な下方修正により、1か月間続いたドル高トレンドが一気に崩れ、市場は方向感を失った状態となった。短期的には夏枯れ相場でのレンジ推移が予想されるが、中長期的にはドル高の基調は維持されると見込まれる。

お知らせ：FX初心者向けに12時からライブ解説を配信

外為どっとコム総合研究所のアナリストが、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

12時からのFXライブ解説 配信チャンネルはコチラ

 

株式会社マットキャピタルマネージメント　代表取締役
今井雅人 氏
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までＵＦＪ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年４月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、経済アナリスト活動など多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。株式会社マットキャピタルマネージメント代表取締役。

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。