今回は日本卓球界のレジェンド、水谷隼氏にインタビューを行いました。4度連続でオリンピックへ出場し、東京オリンピックでは混合ダブルスで金メダルを獲得されているトップアスリートが、現役引退後「これからの人生をどう生きるか」を考える中で出会ったのが投資。卓球のプロとして培った「挑戦と継続」のマインドを、投資の世界にどう応用しているのか──。資産運用やリスク管理、メンタルに対する考え方などを、存分に語っていただきました。思考法と戦略を余すところなくお届けします。※取材：2025年6月下旬。インタビューの後半はコチラ。
はじめに
--- 本日は、外為どっとコムへお越しいただきありがとうございました。今回のインタビューは、当社は、お客様の金融リテラシー向上を目指した情報発信や各種活動を一貫して行っています。どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
--- 早速ですが、投資にご関心を持たれたきっかけを伺いたいです。
はい。2017年頃に私はロシアリーグに参加したんですけども、所属するチームにいたチームメイトが、みんな投資をしていました。その頃ですね。
---意外なところから興味を持ったのですね。
ええ。不動産投資、株式投資、あとは仮想通貨の話を日常的に聞いていました。その中で、「君はなぜ投資をしないんだ」とよく言われていたんです。
--- そうだったのですか。ちなみにその時、投資というものに対して、ネガティブな思いは無かったのでしょうか。
私は、特に無かったですね。投資は、お金を増やすチャンスであるという風に、ポジティブに考えました。また、これまで投資で成功している方もたくさん見ていましたので、「自分もそうなりたい」という方が強かったです。そもそも、お金が無くなったらどうしようと考えて投資をする人は、少ないんじゃないですかね。リスクを考えることは当然ですが、その不安をずっと抱えながらでは、たぶん良い投資成績は得られないと思います。不安を感じるぐらいなら、無理して投資をする必要はないんじゃないかと思っています。
投資は株からFXへ、失敗を糧に成長
---そんな水谷さんが最初に取り組んだのは、株式投資ですか？
そうです。FXは、本当に最近始めました。
--- ではFXを始めたのは、今年に入ってからですか？
ええ。半年間ほど外国為替市場のことやFX取引のことを専門家の方に教えていただいて、2025年3月から本格的にFXをはじめました。
--- 本当に数カ月前からですね。株式投資をはじめた2017年頃に、FXをしようとは思わなかったのですか？
その時は、なかったですね。だから、株式投資をしていた頃は、為替が変動する仕組みはあまり理解できていなかったですね。一時期、ドル円は80円ぐらいになった時があったじゃないですか。なぜ80円になったのか、以前は理解ができていなかったです。
--- 2017年ごろは株式投資や暗号資産が盛り上がっていた時期だと思います。不動産投資も堅実でしたね。なので、投資する優先度の高いものがFX以外に多くあったということですかね。
それもそうですし、FXの場合は24時間、ほぼ1日中トレードが出来てしまうということが、現役のアスリートには向かなかったかな、と。日々の練習や、大事な試合のためにしっかり寝なければいけなかったので。そんなこともあり、当時自分に合った投資方法は株式投資だったのだと思います。
--- 株式投資は、東証が閉まる15時過ぎると取引が終わってしまいますからね。（※2025年現在の東証は15:30まで取引可能）
そうですね。まあ、当時仮想通貨をやっている選手もいましたけど(笑)。FX が、ほぼ24時間取引が出来るという意味で、今の私に合っているのかもしれないですね。このインタビュー中、株価は見れず株の取引チャンスがないですが、FXの場合は仕事が終わった夜に取引が出来ますものね。私は、夜にトレードすることが多いです。
--- なるほど。ところで、株式投資の成績、はじめの頃はいかがでしたか？？
最初は、取引額も大きくなくて、投資資金は数百万円ぐらいだったと思います。はじめのうちの投資成績は増えたり減ったりでしたね。1年間の通しで見ると、損失になっていました。
---そうなんですね。
はい。その、株式の取引に慣れてくると、様々な銘柄を買いたくなる、というか。基本的に上がるか下がるかの世界の中で、予想が当たると、自分を評価してしまう。次第に「もっと利益を伸ばせるのではないか」と考えるようになりましたね。
---投資初心者によくあるお話しだと思います。
自分の投資判断の正しさについて、後付けで上乗せしてしまう。たまたま利益が出たとしても、自信になって、浅はかな知識で新しい銘柄に手を出してしまう。その結果、損失を出す、ということを最初の頃は繰り返していました。
---なるほど。大変な経験をされたと思いますが、そのとき 「投資をやめよう」 とは思われませんでしたか？ その理由をお聞かせいただけますか？
ズバリ、損をすると悔しいからですね。やはり損を取り戻したいという気持ちが湧いてきます。また、私は投資を始めて8年目になるんですけど、毎回新しい発見が常にあるので、自分の中ではスキルが上がってきていると実感しています。発見がある以上は、まだまだ自分は成長できる、ということで限界は感じていないです。
--- これまでの累積の損失について「都内に一軒、家が建つくらい」の規模ながら「投資を学ぶ授業料だ」と話しているとお聞きしました。
そうですね。損失の金額に関しては、その個人が持っている資産の規模による部分が大きいと思うんです。私の場合は、損失額はもちろん大きな額ですけども、別に借金をしてる訳でもなく、今までの生活が変わったわけでもないですし精神的に変化があったわけでもないです。投資はあくまで「余剰資金」でやっていくことが大事です。
海外選手のお金の常識
--- ではお話を戻して、海外のアスリートの方について伺いたいです。投資をすることは当たり前なんですかね。
そうですね。まず、お金に対する感覚が、日本人と違うのかなと感じます。給料なども、所属チームとすごくシビアに交渉するんですよ。周りは1億円以上を稼ぐような選手ばかりだったのですが、「必要経費がこう、電車賃やバス代がこう」など、すごく細かくチームに請求するんです。また、みんなで食事に行った際は、割り勘にしますし。お金を持ってるんだけど、日本のように裕福な人が全員に奢るなどの文化じゃないんですよね。
--- そうなんですね。
でも私は、割り勘は面倒くさいなと思っていました。海外選手の考え方は理解しつつも、感覚的に違うなと感じました。細かい事は面倒くさいタイプなので、後輩にはおごってしまいます。
--- さすがです。
投資をはじめる決定打になった「ひと言」
--- 投資を始める決定打になったエピソードはありますか？何か心に残っている出来事があれば教えてください
はい。直接のきっかけは、日本人のある投資家の方の存在です。その方は当時80歳で、永くプロの投資家として活動をされていました。ある時、投資に関してまったく知識がなかった私に「投資の世界はシビアで難しい」と話してくださいました。その言葉を聞いて、逆に挑戦してみたいと思ったんです。その投資家の方が10年ほど前に亡くなったときに、ふと「彼は会社や年金に頼らず、投資家として人生を全うした」という事実が胸に響いて、本格的に投資というシビアな世界に飛び込みたいと思いました。
--- プロスポーツ選手として競技に挑むように、投資という未知の世界に飛び込むイメージでしょうか？
まさにその通りです。もともとは無関心だった分野でしたが、その方が亡くなったときに「シビアで難しい」という言葉の重みが増して「自分も投資の世界でやってみたい」と強く思いました。
---今回のインタビューの主題ですけども、プロのスポーツ選手として、引退後のお金の心配をどう対策しようか、考える場面があったのだと思います。投資家として大成すれば、お金の心配がなくなり、かつ投資家として認知されるので、挑戦することにしたのでは、と感じました。
私は中学2年生のときにドイツに渡り、卓球だけに打ち込んできました。ですので一般の方と同じ道では生きていけないのではと思っています。つまり引退後は、一般の会社に就職などできないと考えました。第二のキャリアで、自分の経験を生かせる道を探していたことは確かです。私には海外で切磋琢磨し世界を見てきた経験があります。仕事柄さまざまな企業の社長などとお会いすることも多いので、コミュニケーションを取り人脈を活用することもできます。これらの力を駆使すれば投資家としてスタートできるのではと考え、本格的に学び始めました。
と、難しく説明すれば今のような話になりますが、まあ、最初は本当に興味本位でしたね。1回やってみたいっていうところと、あとは単純にお金が稼ぎたいな、という気持ちから始めました。
--- ありがとうございます。社会人が、定年退職など第二のステージを考える中で個人投資家というのは取りえる選択肢なのではないかと思っています。水谷さんから見て、今の日本の投資リテラシーや金融リテラシーについて、これだけは注意した方がいいということがあれば、お聞かせください。
人の意見に流されることが一番危険だと思っています。とくにネット上には、顔も素性もわからない人が「儲かった！」という部分だけを発信しているケースが多いです。仮に、その人の見通しが当たったからといって、言うことを鵜呑みにしてはいけません。投資の判断は、自分なりの根拠を持つことが重要だと感じます。
---他人の言葉ではなく、「なぜそこで投資をするのか」を自分の頭で考えることが大切ですね。
そうです。「お金を儲ける方法を教えるよ」と言われたとき、普通は、信じなくないですか。ただ、早くラクしてお金を増やしたいと思っているときに、「儲かった！」という情報を見ると、「この人はすごいかもしれない」「信じてもいいかな」のような気持ちになり、発信者の予想が2回、3回と連続で当たったりすると、「この人が言っていたから上がった、下がった」のような気持になってくる、という感じでしょうか。
--- 出所のわからない情報源なのに、どんどん気持ちが盛り上がって…
はい。結果的に、その時は予想が当たって盛り上がるけど、「当たる」という評判を聞いて後から入った人が損をする、という場面を多く見てきたんです。
--- 「大きく儲かった」ことしかポストしない、具体性に乏しいSNSのアカウントは、ありますよね。
私は証券会社の投資イベントに呼ばれたり、投資の番組を持ったりなどで、ある意味この「投資界隈」に参加するようになりました。知る人ぞ知る投資インフルエンサーなども、何人か見てきました。本名を出して、ご自身の情報を公開してる投資関連の方もいれば、ただ「爆益」報告だけをしている方がいることもよく分かるようになりました。そういう方の「爆益」投資実績って、上手に書いているなぁと思うんですよ。読む個人投資家が、その気になってしまう気持ちは良くわかります。
--- 水谷様は、卓球選手時代も、コーチに言われた練習をこなすだけではなく、自分でメニューを組み立てるなど、自分の結果に責任を持たれていましたね。投資も同様に、自分なりのルールと理由を明確にして行わないといけないということでしょうか。
ええ、そうだと思います。何事も、運だけで勝てるものではありませんし。投資の判断の理由を自分で把握していない限り、長期的に成果を積み重ねることは難しいと痛感しています。投資判断の理由が、「誰かが言っていた」のではあまりにも浅はかで、それではダメだと思います。
スタートをするFX初心者の方へ
--- これからFXを始めようか迷っている方へ、メッセージをお願いします。
まずは少額から始めてみてください。少しずつ経験を積むことで、いろいろなことが分かってきます。また、ニュースの見方がガラッと変わります。ニュースの中で、為替の情報は多く扱っているということも知るようになりますので、ニュースを見るのがすごく楽しくなりますね。世界の政治・経済動向が「自分事」になり、情報を吸収する力も格段に高まります。つまり人として成長していると感じます。お金を増やすだけでなく、自分の成長の機会としても、FXの面白さを実感してほしいと思います。
--- 素晴らしいお言葉です。今まで聞き流してた情報が、投資の貴重な情報源になるという感じですよね。
勝利のレシピ ―水谷隼氏が考える、『打ち返す力』＆オリジナルカレー
---では、水谷様の著書やオリジナルカレーなどについて教えてください。
この「打ち返す力」という本はですね、オリンピックが終わって1週間ぐらいで一気に書き上げて、まさにオリンピックのアスリートとしての情報が詰まった本になっています。卓球のプロになって17年間で、ドイツ、中国、ロシアに行きました。海外で様々な経験をしてきて、本当にトップの中で過ごしてきました。そこで鍛えられたこと、メンタルのことについて主に語ってます。緊張した時の解決策や、卓球に人生を捧げてきて、1つのことに対するモチベーションの保ち方など、どなたでも気づきが得られるような本になっているんじゃないかと思います。
--- 水谷隼カレーはいかがですか。
水谷隼カレーは2013年にフリーデン社と共同開発したレトルトカレーです。当時、海外遠征ばかりだったので、日本食が恋しくなり、こだわって作りました。やまと豚と野菜をふんだんに使用し、大人がちょうどよい辛さに仕上げました。他にも、さらに辛みがある「ブラック」や、満腹でも食べ飽きない味を目指して作った「ハンバーグハヤシ」があります。
--- 卓球のプロリーグ「Tリーグ」についても教えて下さい。
Tリーグは2018年にスタートして以来、毎年世界のトップ選手が参戦し、すごい盛り上がりを見せています。現在は男子６チーム、女子６チームの計12チームが全国各地をホーム＆アウェー方式で回っていて、東京・神奈川はもちろん、沖縄や金沢など、お近くの会場で観戦していただけます。 特に注目してほしいのが、パリ五輪や世界選手権でメダルを獲得した選手たちのプレーです。世界レベルの技を間近で見られるのはTリーグだけ。生の迫力は本当に圧巻です。年間を通して全チーム合わせて約150試合が行われますから、お住いの近くで観戦するチャンスがあります。ぜひ最寄りのチームを応援して、Tリーグの熱気を体感してみてください！
--- ありがとうございました。
水谷隼氏 関連グッズ プレゼントキャンペーン
卓球金メダリスト・水谷隼氏インタビュー記念！対象期間中に外為どっとコムへ口座開設いただいたお客様の中から、抽選で合計100名様に水谷隼氏関連グッズをプレゼントいたします。
A賞：サイン入りミニラケット＋書籍『打ち返す力 最強のメンタルを手に入れろ』 5名
B賞：水谷隼カレー 200g＋書籍『打ち返す力 最強のメンタルを手に入れろ』 95名
■条件
2025年7月11日(金)午前7時00分～2025年8月2日(土)午前5時55分の間に、下記ボタンより『外貨ネクストネオ』口座を含む当社口座の新規申込を完了すること。その後抽選実施日までに正常な口座開設が確認できること。※下記ボタン以外からお申し込みされた場合、また『外貨ネクストネオ』口座をご開設いただいていない場合はキャンペーン対象外となりますのでご注意ください。
キャンペーン期間は終了しました
■特典について
・本景品は2025年8月末までに当社へ登録されているご住所宛てに送付いたします。転居等により更新があった場合などお届けできない場合がございますので、ご登録情報を確認のうえでご応募をお願いいたします。グッズが当社へ返送され、一定期間中にお客様による登録住所の変更がなかった場合は、進呈を無効とさせていただく場合があります。
・本景品の譲渡、転売は固く禁止いたします。
■水谷隼カレー 200gについて
賞味期限：製造日より１年
アレルギー情報：小麦、乳成分、牛肉、大豆、鶏肉、豚肉、バナナ、りんご
■注意事項
・暴力団関係者、その他反社会的勢力に関与する方は参加いただけません。
・当社会員様でない、または不正な手段（他人名義等）でのお申込みが判明した場合、進呈を無効といたします。
・「取引約款に抵触する行為について」（https://www.gaitame.com/service/fx/rules/yakkan-info.html）に該当するケースを含め、当社が定める約款に違反している、もしくは当社が違反していると合理的に判断した場合、進呈を無効にいたします。
・本キャンペーンの対象に該当するか否か、また抽選状況についてのお問い合わせにはお答えいたしかねますのであらかじめご了承ください。
インタビューを終えて
2025年3月から本格的にFXを始めた水谷隼氏。インタビューでは非常に丁寧にご自身の考え方を語っていただきました。
水谷氏が投資に興味を持ったきっかけは、2017年にロシアリーグに参加した際、チームメイトたちが皆自然に投資をしていたことでした。不動産や株式、仮想通貨などの話が日常的に交わされる環境の中、株式投資から始め、FXは最近になってから本格的に取り組み始めたようです。
投資を始めた当初は、資金を増やしたいという思いから様々な銘柄に手を出し、損失も経験しましたが、その悔しさが「もっと学びたい、成長したい」というモチベーションにつながりました。水谷さんにとって投資は「余剰資金で行うもの」であり、損失も自己成長のための授業料と捉えています。
また、海外のアスリートたちが当たり前のように投資をしている姿や、お金に対するシビアな感覚にも刺激を受けたといいます。投資を本格的に始める決定打となったのは、80歳まで現役だった日本人投資家との出会いでした。「投資の世界はシビアで難しい」というその方の言葉に触れ、「自分も挑戦したい」と強く思うようになったそうです。水谷さんは「投資は他人の意見に流されず、自分なりの根拠やルールを持つことが大切」と強調し、これから始める人には「まずは少額から始め、経験を積みながら学ぶこと」を勧めています。投資はお金を増やすだけでなく、世界への関心や自分の成長にもつながると語っていました。
インタビューを通じて、「投資は単なる資産運用の手段ではなく、自分自身を成長させる学びの場である」と感じました。水谷氏は、他人の意見に流されず自分なりの根拠やルールを持つことの大切さや、失敗を恐れず挑戦を続ける姿勢の重要性を強調していました。投資を通して視野が広がり、世界を“自分事”として捉えられるようになる点に、人生を豊かにする大きな意義があると感じました。
インタビューの後半はコチラ
水谷 隼1989年6月9日生まれ、静岡県磐田市出身の元プロ卓球選手。両親の影響で5歳から卓球をはじめる。天性のボールセンスで注目を集め、中学2年時よりドイツ・ブンデスリーガに卓球留学し、才能を磨いた。2005年に行われた世界選手権個人戦では、当時史上最年少の15歳10ヶ月で出場し、当時世界ランキング8位の荘智淵(チャイニーズタイペイ)を破る。同年のアジア選手権でも、当時世界ランク2位、アテネオリンピック銀メダリストの王皓（中国）を破るなど日本の若きエースとして頭角を現す。
2007年全日本卓球選手権では、当時史上最年少の17歳7ヶ月で優勝。この優勝から2011年まで史上初の男子シングルス5連覇を達成。2019年全日本卓球選手権において前人未到の通算10回目の優勝を成し遂げた。
2008年北京オリンピック、2012年ロンドンオリンピック出場。2016年リオデジャネイロオリンピックでは、男子団体銀メダル、男子シングルスでは男女を通じて日本人初のメダルを獲得した。
2021年開催の東京オリンピックでは、新種目として追加された混合ダブルスに出場し、日本卓球史上初の金メダルを獲得。また男子団体では銅メダルを獲得し、2大会連続のメダル獲得となった。
2021年に現役を引退し、現在はタレント、スポーツキャスター、卓球解説、講演活動など、多方面で活動中。
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