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大口投資家の動向は?「ドル円、一時142円台まで下落 円ネットロングは7週連続減少」【最新IMMポジション】2025/6/24

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部 中村勉

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットロング7週連続減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング4週連続で増加

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットロング7週連続減少】
6月17日時点で円のポジションは、ドルに対して約13.1万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングが取り崩され、ショートが積み増されたことから、ネットロングは前週から約1.4万枚減少した。
期間中のドル/円相場は、142円台後半まで下落する場面も見られたが、その後中東情勢の悪化を受けた『有事のドル買い』が持ち込まれたことで145円台まで急反発した。
中東の地政学リスクが高まりつつあることは、原油の純輸入国である日本経済にとってリスクとなることから、投機筋は円ロングポジションの解消に動いたようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング4週連続で増加】

6月17日時点でユーロのポジションは、ドルに対して約10.2万枚の買い越し(ネットロング)。
ロングが大幅に積み増されたことから、ネットロングは先週から約0.9万枚増加した。
期間中のユーロ/ドル相場は2021年11月以来となる1.16ドル台へ上伸する場面も見られたが、中東の地政学リスクの高まりから『有事のドル買い』となり、1.14ドル台後半まで反落した。
欧州連合(EU)が中東紛争の外交的解決を求めているとの見方や、欧州中銀(ECB)の利下げサイクル終了が近いとの見方から、投機筋はユーロ買いポジションを増やしたようだ。


↓↓↓IMMポジションのソースはこちら
IMMポジション


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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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