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最新動画は【外為マーケットビュー】で公開しています。
配信期間:公開日から2週間
※原則隔週の配信となります。次回配信は7月1日 (予定)
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。
動画の要約・まとめ
<市場全体の動向>
- 中東情勢の緊迫化に対する極端な緊張が緩和され、ドルが買い戻される動き
- ドル全面高の基調は継続
- 米FOMC会合では利下げ見送りが一般的な見方
- 米小売売上高の発表予定
<ドル円の分析>
中期的見通し
- 基調はドル安円高の流れ
- 147円台が重要なサポートライン
- 146円台回復でトレンドライン上抜けの可能性
- 149~150円台は強い上値抵抗として機能
- 今年1月の158円87銭が重要な転換点
短期的見通し
- 145円60銭台のトレンドライン突破が鍵
- 143円割れで円高リスク増大
- 139円89銭が重要なサポート
<ユーロドルの分析>
- EU軍事費再投資計画(8,000億ユーロ)とドイツの財政拡大で強い状態
- ドイツの財政余裕がユーロ買い安心感を支える
- 1.1239の重要サポート維持
- 1.118台を割り込むと調整入りの可能性
<ユーロ円の分析>
- 短期トレンドは強い
- 163円割れで短期トレンド変化の可能性
- 170円台が大きな壁となる見込み
- 157円60銭~158円が中長期トレンド転換の分岐点
<豪ドル円の分析>
- 昨年7月の109円37銭が歴史的な天井
- 98円台に多数のレジスタンス
- 95円台でも上値重い可能性
- 93円割れで下値リスク増大
- 92円50銭割れで売りを推奨
<結論>
ドル円: 基調はドル安円高だが、147円のサポート維持が重要。146円突破で上値余地拡大の可能性
ユーロドル: EU・ドイツの財政拡大政策により強い状態が継続。1.118台が重要な分岐点
豪ドル円: 全般的に昨年7月の高値が重要な抵抗となっており、上値は限定的
投資戦略: 各通貨ペアとも重要なテクニカルポイントでの動向を慎重に見極め、利食いはこまめに、買いは慎重に進めることが重要
リスク管理: 特にクロス円については上下動が激しいため、明確なサポート割れでの損切りが必要

外国為替ストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より、テクニカル分析の第一人者、若林栄四氏の下でテクニカル分析を研究、習得する。同行退職後、1998年まで在日米銀などでカスタマー・ディーラーや外国為替ストラテジスト、資金為替部長を歴任。現在は外国為替ストラテジストとして、テクニカル分析に基づく為替相場レポートを発信中。各種メディアへの出演も多数。
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