前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
27日、アジア時間に「財務省は2025年度の国債発行計画見直しを検討へ」との一部報道を受けて超長期国債の需給面での懸念後退、本邦長期金利の低下を受けた円売りが進行。NY時間は、5月の米CB消費者信頼感指数が市場予想を大幅に上回ったことや、トランプ米大統領が25日にEUへの50%関税導入を6月1日から7月9日まで延期すると発表したことによる米欧通商協議の進展期待などからセンチメントが改善し、米株が堅調に推移、ドル円は144.460円まで上昇した。
本日アジア時間、序盤にドル円は143.852円まで下落するも、仲値にかけて実需フローなどで144.774円まで上昇した。その後、40年債入札が行われ、応札倍率が2.21倍と2024年7月以来の低さだったことが分かると、ドル円は144.30円レベルまで下落した。尚、植田和男日銀総裁は衆院財務金融委員会で、最近の超長期金利の上昇は「市場参加者から、既存ポジションの巻き戻しや規制対応一巡による投資需要の減退等が影響していると指摘されている」としたうえで、「超長期金利が大きく変動した場合、その影響が長期、あるいは中期金利に及ぶ可能性がある点に留意しつつ、市場動向を注意深く見ていきたい」と発言したが、市場の反応は限定的となった。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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