【ユーロ円週間予想】揉み合い。164円台に乗せて終えれば一段の上昇へ。161円を割り込んで終えた場合は下値リスクが点灯。
直近の日足は小陰線で終え小反落しましたが、下げエネルギーの強いものでなく、下値余地もまだ拡がり難いと見られます。一方で164円台乗せに失敗した流れにあるため、164円台にしっかり押せて終えるまでは上値余地も拡がり難い状態です。また、162円を割り込んで終えた場合は日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。161.00-10の抵抗を下抜けて終えた場合は強い抵抗を下抜けた反動で下値余地が拡がり易くなります。日足の上値抵抗は163.80-90，164.20-30，164.70-80，165.10-20に、下値抵抗は、162.60-70，162.00-10，161.40-50、161.00-10にあります。21日、120日、200日線は162.52，161.01，161.33に位置しており、短期的な下値抵抗として働いていますが、161円を割り込んで終えた場合は一段の下落リスクが生じます。
一方直近の週足は、実体が小さく下ヒゲのやや長い陰線引けとなり、続伸に繋がらなかったものの、下値トライにも失敗した形で終えていることから、この反動で反発余地を探る動きが先行すると見られます。164.00-10，164.60-70に強い抵抗がありますが、全て上抜けて越週した場合は162～164円を中心とする揉み合いから上抜けて一段の上昇に繋がり易くなります。逆に162円を割り込んで越週した場合は下値リスクがやや高くなり、159～161円台の抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。可能性が低いと見ますが、158円台を割り込んで越週した場合は新たな下げトレンド入りの可能性が生じます。今週の週足ベースで見た上値抵抗は前述の164.00-10，164.60-70と165.90-00，167.10-20に、下値抵抗は162.40-50，161.00-10，159.80-90にあります。31週、62週移動平均線は161.58と163.41に位置しており、これらに挟まれた状態からしっかりと抜け切れておらず、揉み合い状態が継続中ですが、そろそろ一方向へ抜け出してもおかしくありません。
今週の戦略は、ユーロ買いは162.00‐10まで引き付けて。損切りは161.40で撤退です。売りは164.10-20で戻り売り。損切りは164.70で撤退です。
上値は、163.80-90，164.20-30，164.70-80に強い抵抗がありますが、全てクリアするか、164.50超えで終えた場合は揉み合い状態から上抜けて一段のユーロ上昇に繋がり易くなります。但しこの場合でも167～168円台の抵抗は厚く、まだ壁となりそうです。下値は、163.20-30に軽い抵抗が、163.00-10，162.40-50，162.00-10にやや強い抵抗が出来ていますが、全て切り崩して終えた場合は下値リスクが点灯、161.70-80，161.40-50，161.00-10の抵抗も下抜けて終えた場合は、揉み合いから下抜けた反動で159～160円ゾーンにある下値抵抗をどこまで切り崩せるかトライする動きへ。下値抵抗は160.30-40，159.90-00，159.50-60，159.10-20にあります。
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