前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
7日、米FOMC公表直前にトランプ米大統領が「中国を交渉のテーブルにつかせるために関税を引き下げることはない」と述べると、株価の失速と共にリスクオフの円買いが優勢となり、米FOMCの結果公表後に、ドル円は142.91円付近まで下押しした。FOMCでは予想通り政策金利を4.25-4.50%で据え置くことを決定し、声明では「経済の見通しを巡る不確実性はさらに増した」と強調した。また、パウエルFRB議長は会見で「経済は依然として堅調」「当面は明確化を待つのに有利な立場にある」「金利調整を急ぐ必要がない」と述べ、改めて早期利下げに慎重な見方を示した。トランプ米大統領の発言を受けてドル円は142.898円まで下落後、FOMC結果公表、パウエル議長会見を通じて143.997円まで上昇した。
本日アジア時間、トランプ米大統領が「日本時間8日23時に大きな記者会見を行う」「非常に大きく、非常に高く評価されている国との主要な貿易協定について発表」と発言し、市場センチメントが改善、リスクオンの円売り、米長期金利上昇のドル買いもあり、ドル円は144.00円レベルまで上昇した。
尚、ニューヨーク・タイムズ紙はトランプ米大統領が8日に英国との貿易合意を発表する見通しであると報じ、ポンドが主要通貨に対して上昇、ポンド円は191.793円、ポンドドルは1.33559ドルまで上昇した。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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