来週のドル円関連重要イベント
4月21日(月)からの一週間、ドル円関連の重要イベントは次のものが予定されています。
4/21(月):
【アメリカ】3月景気先行指標総合指数
4/22(火):
【アメリカ】4月リッチモンド連銀製造業指数
4/23(水):
【アメリカ】4月購買担当者景気指数(PMI、速報値)
【アメリカ】3月新築住宅販売件数
【アメリカ】米地区連銀経済報告(ベージュブック)
4/24(木):
【アメリカ】3月耐久財受注
【アメリカ】前週分新規失業保険申請件数、継続受給者数
【アメリカ】3月中古住宅販売件数
4/25(金):
【日本】4月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
【アメリカ】4月ミシガン大学消費者態度指数・確報値
特に注目度が高いのは23日(水)の米3月新築住宅販売件数です。
米新築住宅販売件数は全米の新築住宅の販売件数や販売価格などについて調査した指標です。新築住宅の販売は家具や家電といった他の消費への波及効果が大きいことから、アメリカの景気の動向を見通す先行指標として注目されます。
今週、トランプ政権の関税政策をめぐって初の日米交渉が行われる中で、ドル円は上値の重い動きとなりました。日米交渉で警戒されていた為替に関する議論はなかったと伝わったことでドルが買い戻される場面もありましたが、関税措置をめぐる懸念は続いており、次回の交渉に向けて日米双方の動向が注目されます。
また、早期の利下げに慎重な姿勢を取る米FRBのパウエル議長についてトランプ大統領が「対応が遅すぎる」などと発言し対立が激しくなっていることへの懸念も出ており、早期利下げを求めるトランプ大統領に対してパウエル議長がどのような姿勢を示していくかも注目されることとなりそうです。
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