日経平均の押し目買い局面探る【外為マーケットビュー】
配信期間:公開日から2週間
※原則隔週の配信となります。次回配信は2月12日 (予定)
外為市場に長年携わってきたコメンテータが、その日の相場見通しや今後のマーケット展望を解説します。
動画の要約
【日経平均株価】
4万円台から3万9000円割れまで下落したものの、2003年1月からの長期トレンドは維持されています。
主要サポートは:
- 3万8000円〜3万8500円の横サポート
- 31週・62週移動平均線による3万8000円台のサポート
- 21日、120日、210日移動平均線も下値支持として機能
現状は米国株式市場の変動に敏感で、600円規模の下落も見られる弱さがあります。ただし、押し目買いの機会として注目されます。
【S&P500】
週足ベースでの分析:
- 6000ポイント:重要な分岐点
- 5900ポイント割れ:下落リスク増大
- 5800ポイント:中期トレンド転換の警戒ライン
- 5600ポイント:下落時の目標圏
先週は強いトレンドを示したものの、現在は調整局面。ただし、6000ポイントを維持している限り、調整の範囲内とみられます。
【金相場(対円)】
直近、対ドルで40ドル下落
注目ポイント:
- サポートライン:1万3500円(21日移動平均線と一致)
- 上値抵抗帯:1万3800円〜1万3950円
- 警戒ライン:1万3400円(終値ベース)
- 下値目標:1万2500円、1万2000円
リスク要因として:
- 株価の大幅調整
- 地政学的リスク
- NY金2700ドル割れ
【結論】
3市場とも調整局面にありますが、基本的なトレンドは維持されています。各市場の重要サポートラインを意識しつつ、押し目買いの機会を探る展開が想定されます。ただし、主要サポートを割り込んだ場合は、より大きな調整に発展する可能性があるため、慎重な対応が必要です。
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外国為替ストラテジスト
旧東京銀行(現、三菱UFJ銀行)在勤の1980年より、テクニカル分析の第一人者、若林栄四氏の下でテクニカル分析を研究、習得する。同行退職後、1998年まで在日米銀などでカスタマー・ディーラーや外国為替ストラテジスト、資金為替部長を歴任。現在は外国為替ストラテジストとして、テクニカル分析に基づく為替相場レポートを発信中。各種メディアへの出演も多数。
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