【ドル/円】上値余地を探る動き。152円台に強い抵抗あり。
直近の日足は、東京市場で前日足から上寄りのスタートとなり、小幅続伸して終えています。上値トライの流れを変えていませんが、上値を切り下げる流れからは上抜けきれておらず、上値トライに失敗する可能性にも注意が必要です。152.00-10,152.50-60に強い抵抗がありますが、152.60超えで終えれば下値リスクが若干後退します。この場合でも、7/11に付けた戻り高値161.76と11/15に付けた直近高値156.75を結ぶレジスタンスラインが155円台後半に位置しており、156円台に乗せて終えるまでは下値リスクを残します。逆に、149.90-00の抵抗を下抜けて終えた場合は、日足の形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。149.40-50の抵抗を下抜けて終えた場合は、新たな下げトレンド入りの可能性が生じます。
今日は米CPIの発表(日本時間午後10:30)を控えており、来週のFOMCでの金融政策の指針となると見られることから、日中は値動きが乏しい展開となりそうです。市場予想は前月比0.3%、前年比2.7%と前月から若干の上昇が予想されています。
買いは150.50-60の押し目待ちとします。損切りは149.80で撤退です。売りは1日様子見か152.60に損切りを置き、152.00超えで軽く試し売り。
日足の上値抵抗は、152.00-10,152.50-60,153.10-20に、下値抵抗は151.10-20,150.50-60,149.90-00にあります。
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