【ドル/円】上値トライの可能性。上値抵抗にも注意。
ドル/円は、直近の日足が陰線引けとなり、続伸に繋げられずに終えていますが、下げエネルギーの強いものではなく、また149円台の下値抵抗も守っており、149円を割り込んで終えない限り、下値余地も拡がり難い状態です。再度151円台の抵抗をトライする可能性に繋げており、押しは一旦買い場となりそうです。一方で、11/15に付けた156.75を直近高値として上値を切り下げる流れに変わりなく、反発余地を試した後のドル反落にも警戒が必要です。
日足が153円台まで回復して終えれば短期的なレジスタンスラインを上抜けて下値リスクが若干後退しますが、この場合でも週足の上値抵抗が156.10-20にあり、これを上抜けて越週するまでは、下値リスクを残します。また、149円を割り込んで終えるか、値動きの中で148.50割れを見た場合は、再び下値リスクが高くなり、ドルの下落余地がさらに拡がり易くなります。
今日は米雇用統計発表(日本時間午後10:30)を控えており、日中は動意の乏しい展開が予想されます。
市場予想は失業率:4.2%(前月4.1%)、非農業部門就業者数+20万人(前回12万人)。
ドル買いは149.70-80以下で押し目買い。損切りは148.90で撤退です。売りは1日様子見か151.50-60まで引きつけて軽く売り向かい。損切りは152.20で撤退です。
日足の上値抵抗は151.00-10,151.50-60,151.90-00に、下値抵抗は149.50~149.70,149.00-10,148.50-60にあります。
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