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植田総裁発言にドル円上下動、FRB議長発言控え小休止
本日のアジア時間からロンドン時間にかけてのドル/円は小幅下落。植田日銀総裁が衆議院財務金融委員会で、経済が見通し通りに沿っている場合、「金融緩和の度合いを調整していく」、「金融緩和が続く中での政策調整というメッセージを送っている」などと発言すると、ドル/円は145.284円まで売りが先行した。ただ、「内田日銀副総裁との考えに違いはない」としたことで、スピード違反の利上げはないとの思いから、ドル円も146.00円付近へ戻した。
現状のレベルの上側、下側ともに、目立ったオーダーは見当たらない。今晩のパウエルFRB議長の講演を前にFX個人投資家も慎重姿勢を強めているようで、オーダー設定を控えているようだ。
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