前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
30日、翌日に日銀会合・FOMCを控える中、本邦長期金利の低下を受けて、日米金利差が意識され円売り・ドル買いが進行し、欧州時間にドル円は155.220円まで上昇した。NY時間に入ると、6月JOLTS求人件数、7月消費者信頼感指数が市場予想を上回り、ドル円は買いで反応。ただ、その後は、NHKが「日銀は明日まで開く金融政策決定会合で現在0-0.1%の政策金利を0.25%程度に引き上げる案などを議論」と報じたほか、日経新聞が「日銀は追加利上げを検討、国債買い入れを減額する量的引き締めの具体策も決める」と報じ、円全面高となり、NY時間終盤に152.682円まで下落した。
本日アジア時間、序盤は日銀会合を控え、ドル円は152.095円まで下落後、153.320円まで急騰するなど荒い値動きとなった。注目された日銀会合では、政策金利を7対2の賛成多数で0.25%へ引き上げを決定、国債買入れを毎四半期4000億円ずつ減額、2026年1-3月に2.9兆円へとするとした。結果を受けて、ドル円は151.574円まで急落後、153.875円まで急騰するなど売買が交錯した。
尚、アジア時間に発表された6月豪小売売上高は市場予想を上回ったほか、4-6月期豪CPIは市場予想通りの結果となった。ただ、コアインフレ率の指標として注目されるCPIの中銀トリム平均値は前期0.8%上昇に留まり、市場予想を下回った。結果を受けて追加利上げ期待が後退し、豪ドルは対円で98.678円まで下げた後日銀会合の結果を受けて、98.567円まで下げ幅を拡大、対米ドルでは0.64820ドルまで下落した。
取引金額
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市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
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