このレポートでは、メキシコペソとアメリカ経済や日本円との為替レートの動き、メキシコペソの見通し、そしてその影響を受ける可能性がある要因について詳しく解説します。
執筆:株式会社外為どっとコム総合研究所 宇栄原宗平
動画でチャートを解説
三角もち合いからのブレイク方向に注目
■メキシコペソ円の現状
- 下げ止まったが、上値の重い相場展開が続いている
- 日足チャートでは三角もち合いの状態に入っている
■テクニカル分析
- 移動平均線は10日、20日、80日線がバラバラな状態
- 足元では10日線がサポートとなっている
- RSIは50ライン上に張り付いている状況
■注目ポイント
- 8.7-8.8円あたりで横ばい推移の可能性
- 三角もち合いからのブレイク方向に注目
■今後の展望
- 当面は横ばい推移が続く可能性が高い
- レンジ形成後、上下どちらかにブレイクする可能性
- ブレイク方向によって新たな相場の方向性が決まる
■投資戦略
- 大きな上昇・下落が出にくい状況下では、スワップポイント重視の投資も有効
- ドルコスト平均法など長期目線での取引が推奨される
■まとめ
- 当面は方向感に乏しい相場展開が続く可能性が高い
- 三角もち合いからのブレイク方向を注視する必要がある
- 安定的な値動きの中でスワップポイントを獲得する戦略も検討に値する
- 長期的な視点でのポジション構築が望ましい
メキシコペソ/円 日足チャート
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外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。

宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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